ここ数日、配信者(ストリーマー)シーンを、音声合成AIによる「歌ってみた」動画が賑わせています。 配信者の声を学習したAI(以下、AI配信者)に既存の楽曲をカバーさせたこれらの動画。 似ているところは似ている、似ていないところはまだまだ怪しい。そんな出来栄えが注目を集め、学習させられている配信者本人たちも反応しています。 一方で、こうしたAIの利用には批判や反対意見も多く、健全な文化として発展していくのかはまだ未知の状況ともいえます。一体どのような問題があるのでしょうか。 目次突っ込みどころのある再現力! AI配信者によるカバー無断に声を学習しAIにカバーさせたことへの批判も 肖像権や氏名権の議論ドレイクのAI騒動 音声合成AIによる人物の再現に賛否両論アンダーグラウンドな文化と、健全な文化 ※本稿は、2023年8月18日にKAI-YOU.netで配信された記事のアーカイブ 突っ込みどころ