「藤井さんがいなかったらタイトルは取れなかったと思う」 初めての戴冠を果たした直後の会見で、藤井への思いを何度も口にした新叡王・伊藤匠。 同い年なのに、プロ入りも、初タイトルも先を越された。 「雲の上の人」と憧れながらも「ふがいない」と悔しさを抱いていた。 11連敗しても、藤井に追いつくことをあきらめなかった。 “藤井一強時代”といわれる将棋界に、新たなヒーローが誕生しようとしている。 (科学文化部記者 堀川雄太郎)
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く