「失踪日記」がロングセラーになったことで知られる漫画家・吾妻ひでお(あづま ひでお、本名:日出夫=ひでお)さんが13日の未明に東京都内の病院で死去されました。享年69歳。 吾妻さんはおととし、食道がんであることを自ら公表し、治療のため闘病生活を続けていました。 漫画家・吾妻ひでおさんの略歴昭和25年に北海道で生まれた吾妻さんは、昭和44年に『リングサイド・クレージー』で漫画家デビュー。 昭和50年代には『ふたりと5人』や『不条理日記』『オリンポスのポロン』など数多くの作品を連載。ナンセンス漫画からマニアックなSF漫画、そして少女漫画にいたるまでの幅広いテーマ作品を手がけたことで、多くのファンから支持を集めてきました。 その後はアルコール依存症に苦しみ、二度にわたる失踪と路上生活を送ったことが話題となっています。 ホームレスやアルコール依存症の経験を描いた「失踪日記」が話題にところが、平成1