東京五輪で女子バスケットボールのメダル獲得のキーパーソンとなりそうな選手といえば、この姉妹。ともにアンダーカテゴリーから日本代表で活躍し、また、そのまぶしい笑顔と明るいトークでメディアの人気者にもなっている馬瓜エブリン選手とステファニー選手だ。大きな壁も乗り越えてきた若きふたりが目指す先には、スポーツ界の新たな道筋が広がっている。 文・油井なおみ 馬瓜 ステファニー、馬瓜 エブリン(女子バスケットボール日本代表) バスケットボールとの出会いが 辛い日々を乗り越える力となった ドライブでシュートに切り込むスピード感と圧倒的な攻撃力が持ち味の馬瓜エブリン、24歳。腕の長さを生かしたシュートやリバウンド、またここぞというときの器用なプレイが光る馬瓜ステファニー、20歳。 姉妹といえ、性格もプレイスタイルも真逆だが、それぞれの持ち味が試合を大いに盛り上げる期待の選手だ。 「バスケットボールの魅力は