ドコモがahamoを30GBに増量した背景 前田社長が語る“3層料金戦略”とアップセルへの道筋:石野純也のMobile Eye(1/3 ページ) 日本電信電話(NTT)は、9月30日に「NTT IR DAY」を開催した。その名の通り、証券会社などの機関投資家に向けた説明会だが、ここにドコモの代表取締役社長、前田義晃氏が登壇。コンシューマー向けの現状と今後に向けた成長戦略を語った。 ネットワークを強化し、その基盤を生かしてデータ使用量の大きなロイヤルユーザーを獲得し、ARPU(1ユーザーあたりの平均収入)の拡大と解約率の低減を目指すというのがドコモの考えだ。他社との獲得合戦に勝ち抜くため、量販店などでの端末販売も強化しているという。 これらに加え、スマートライフ事業を進化させることで、収益の拡大を目指す方針だ。通信、非通信それぞれの施策を組み合わせることで、2027年度までにはARPUを増加