世界がロシアの侵略を恐怖をもって注視しつづけているときに、一つの問いが西洋のLGBTQ活動家の脳裏に浮かび続けています。それは「(ウクライナの)LGBTQはどうなるのか?」ということです。プーチンは長年、ロシアのLGBTQコミュニティを抑圧し続けてきました。公然の侮辱や投獄から暴徒の扇動まで…。ゲイのドキュメンタリー作家、デヴィッド・フランスは『チェチェンへようこそ』において、共和国とは名ばかりのロシアのチェチェンにおけるLGBTQ弾圧をつまびらかにしました。ウクライナもチェチェンと同じ運命をたどるのでしょうか…? このような観点から、米国のLGBTQメディア『QUEERTY』は3月21日、デヴィッド・フランス監督へのインタビューを公開しました。監督はプーチンのLGBTQへの全面的な宣戦布告のことだけでなく、同じ抑圧の力が米国にもはたらいていること、民主主義を守ることがLGBTQの未来の唯