新たなバグの発見が技術者にとってうれしいことであるかどうかは状況によって変わりますが、もらってうれしいタイプのバグ報告書とそうでない報告書は明確に分かれます。 今回はいち技術者の立場から、ウェブ技術者といっしょに働く機会のある非技術者の方向けに ウェブ技術者がもらってうれしいバグ報告書のパターン についてお話しします。 対象読者 本記事の対象読者はウェブ技術者以外の方です。 具体的には次のような職種の方をイメージしています。 IT 担当者 サイト管理者 サイト運用担当者 ウェブデザイナー マーケター 前提 次の前提を措いています。 対象のバグはウェブサイトやウェブシステムに関するものであること 技術者はどのようにバグに対応するか 技術者がもらってうれしいバグ報告書がどのようなものなのかをお話しする前に、そもそもウェブ技術者はどのようにしてバグに対応するのか一連の流れをかんたんに説明します。