まぼろし ではなかった あの〈でんえん〉 ーさいとうたかをさん、永島慎二さん達がまんがを描いた場所ー (ふろくとして 貸本のセカイ) ー①ー 某月某日のことでした ふとしたことの会話から○ちゃんが(まだありますよ、行ってみますか?) えーっまだあるの⁉︎ ほんとにー〜‼︎ それがあの名曲喫茶〈でんえん〉でした それの日は夜の事でしたからお店の前まで行ってみて もう閉店してたのだけど写真だけは記念に撮っておいた。 このでんえんはねー、と歩きながら話したのは かって60年ほど前にここに住んでいて劇画を描いていた若き(さいとうたかを、永島慎二、)さん達が居た場所、つまり〈自分の中の〉想い出と言えるほどの場所でね… いっぺんに中学生まで話は戻っていく〈言ってみれば〉タイムトラベルみたいなもの それが まぼろしではなくほんとに存在してたとは… いつか行ってみたいね!(そう話しながら帰ったのだが…)