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AKATSUKIの検索結果1 - 9 件 / 9件

  • 環境変数を設定するだけでRuby on Railsサーバが10%高速化する(かもしれない)話 - Akatsuki Hackers Lab | 株式会社アカツキ(Akatsuki Inc.)

    この記事は Akatsuki Advent Calendar 2019 1日目の記事です。 はじめに アカツキでは Ruby on Rails を使ったゲームサーバを開発・運用しています。ゲームの体験を向上するために、レスポンスタイムは一つの重要な要素となるため、種々のパフォーマンスチューニングを行なっています。今回はその一例として、環境変数を1つ設定するだけで、あるAPIのレスポンスタイムが10%も改善した例をご紹介します。 TL;DR 多数の時刻を含むレコードを扱う Ruby on Rails サーバでは、 TZ 環境変数を設定することで、デフォルトタイムゾーン設定ファイル /etc/localtime へのアクセスが減り、高速化が図れるかもしれません。 効果は Time オブジェクト1個あたり数μsの短縮といったオーダーですが、チリも積もれば山となり、数千個のレコードを処理するAPI

      環境変数を設定するだけでRuby on Railsサーバが10%高速化する(かもしれない)話 - Akatsuki Hackers Lab | 株式会社アカツキ(Akatsuki Inc.)
    • エンジニア組織の成長に必要なのは、一人の情熱を大切にすることである - Akatsuki Hackers Lab | 株式会社アカツキ(Akatsuki Inc.)

      こんにちは、ゆのん(id:yunon_phys)です。この記事は Akatsuki Advent Calendar 2019 10日目の記事です。 エンジニア組織の成長のために大切にしている2つの事柄 アカツキのエンジニア組織は2~3年かけて成長していく状態を目指しています。 そしてその成長のためには、情熱と技術の積み上げが大事である、と考えています。 1. 情熱という感情を大切に扱う アカツキでは、情熱を持って仕事をしている状態を称賛します。 というのも、その人の想いが込められたプロダクトは明らかに完成物のクオリティが高くなりますし、よりクオリティを上げるためのいかなる努力も惜しまなくなり、結果として人も組織も成長すると考えているからです。 情熱というのは大きな野望である必要はありません。 その人が心からやりたいと思っているものであれば、その情熱の炎に大きさは関係ありません。 個人として

        エンジニア組織の成長に必要なのは、一人の情熱を大切にすることである - Akatsuki Hackers Lab | 株式会社アカツキ(Akatsuki Inc.)
      • Engineering Managerを廃止して1年経ちました - Akatsuki Hackers Lab | 株式会社アカツキ(Akatsuki Inc.)

        こんにちは、ゆのん(id:yunon_phys)です。このエントリーはAkatsuki Games Advent Calendar 2022の14日目の記事です。昨日はMaxBaconPowerさんの「巨大数でわかる Elixir の魅力」でした。Elixirが再帰が得意とはいえ、良くこんな題材を思いついたなと感心しました。早くふぃっしゅ数を見てみたいものです。 さて本題に入るわけですが、昨年、Engineering Manager(EM)を廃止して3つに分割したという話を書きました。そこから1年経ち、どのような状態になったのか、ふりかえりも含めて書いていきます。本記事は前回の記事を読まなくても読めるようにしていますが、更に背景理解したい方は前回の記事も読んでみてください。 hackerslab.aktsk.jp ずばりEMを無くして良かったのか これはマクロに見ると明確に良かったと思って

          Engineering Managerを廃止して1年経ちました - Akatsuki Hackers Lab | 株式会社アカツキ(Akatsuki Inc.)
        • RailsでTZ環境変数を設定するハックを不要にした話 - Akatsuki Hackers Lab | 株式会社アカツキ(Akatsuki Inc.)

          TL;DR 『環境変数を設定するだけでRuby on Railsサーバが10%高速化する(かもしれない)話』  でRailsを高速化させる素晴らしいハックが紹介されましたが。いまや有効なハックではなくなりました。 TZハックさん、ながい間(2日間)おつかれさまでした。 はじめに アカツキさまで技術顧問をさせていただいている小崎です。 このエントリは『環境変数を設定するだけでRuby on Railsサーバが10%高速化する(かもしれない)話』をRubyコミッタが読んだらこうなったというアンサーソングになっています。合わせてお読みください TZ環境変数でTime.newが10倍近く速くなるのは素晴らしい発見ですが、コミッタとしてはTZなしでも速くなって欲しいなと思いました。だってめんどうだし。 現状分析 まず問題のテストプログラムを軽く分析してみましょう % strace -c ruby .

            RailsでTZ環境変数を設定するハックを不要にした話 - Akatsuki Hackers Lab | 株式会社アカツキ(Akatsuki Inc.)
          • GitHub の merge queue で 「マージ待ち」を解消した話 - Akatsuki Hackers Lab | 株式会社アカツキ(Akatsuki Inc.)

            こんにちは。 株式会社アカツキゲームスで ATLAS というチームに所属してゲーム内通貨管理基盤の開発及び運用を行っています、なかひこくん (@takanakahiko) です。 最近バイクを買いました。 私の担当するゲーム内通貨管理基盤の開発現場では、「マージ待ち」なるものが存在しました。 今回は、その課題を GitHub の新機能である merge queue で解決した方法を紹介します。 この記事は 2023-07-20 時点での merge queue 及び GitHub Actions の仕様に則ったものです。 今後のアップデートによりこの記事の内容が正しくないものとなる可能性があります。 「マージ待ち」とは 私の担当するゲーム内通貨管理基盤の GitHub リポジトリでは PR のマージ後に走る、同時に実施できない 15 分程度の E2E test が存在しました。 すなわち

              GitHub の merge queue で 「マージ待ち」を解消した話 - Akatsuki Hackers Lab | 株式会社アカツキ(Akatsuki Inc.)
            • Rubyへの累計コミット数18,000以上。アカツキ所属のパッチモンスター中田さんに機能の開発秘話を聞いた - Akatsuki Hackers Lab | 株式会社アカツキ(Akatsuki Inc.)

              直感的な文法や生産性の高さから、世界中の人々に愛されるオブジェクト指向スクリプト言語Ruby。この言語には継続的に新しい機能や文法が追加されており、利便性が向上し続けています。コミッターの方々による日々の努力が、Rubyの改善を支えているのです。 コミッターのなかでも、とりわけRubyに大きな貢献をしてきたのがアカツキでフルタイムRubyコミッターを務める中田伸悦さん。(アカツキのCSRの取組みについてを記事下部参照) github.com 中田さんはRubyへのコミット数が全コミッターのなかで最多であり、通称“パッチモンスターと”呼ばれています。 今回のインタビューでは、中田さんがRubyへのコントリビューションを始めたきっかけや、印象に残る機能改修について解説してもらいました。「Rubyのことをもっと詳しく知りたい」「オープンソースソフトウェア(以下、OSS)へのコントリビューションを

                Rubyへの累計コミット数18,000以上。アカツキ所属のパッチモンスター中田さんに機能の開発秘話を聞いた - Akatsuki Hackers Lab | 株式会社アカツキ(Akatsuki Inc.)
              • Engineering Managerの役割を無くしてみた - Akatsuki Hackers Lab | 株式会社アカツキ(Akatsuki Inc.)

                こんにちは、ゆのん(id:yunon_phys)です。この記事は Akatsuki Advent Calendar 2021 の22日目の記事です。 アカツキでは数年前よりEngineering Managerの役割をおいているのですが、この度、Engineering Manager(EM)の役割を公式に無くしました。私の個人的な活動で、EMによるEMのためのPodcastをやっているし*1、社内でもそういう活動を知っている人がいるし、世間からするとお前がそれを言うのか〜と言われそうなのでなかなか勇気のいる決断でした。ただ、今後の会社の方針を考えたときに、今見直すタイミングなんじゃないかと思い、思い切って無くしてみました。 本記事ではなぜ無くすことにしたのか、これからどうしていくのかを書いていきます。 EMのやることが消滅したわけではない アカツキのEMはエンジニアのマネジメントと、プロジ

                  Engineering Managerの役割を無くしてみた - Akatsuki Hackers Lab | 株式会社アカツキ(Akatsuki Inc.)
                • 株式会社ゆめみ入社エントリ(4月入社)|akatsuki174

                  書くのがすごく遅くなってしまったんですが入社エントリです。株式会社ゆめみに今年4月、Androidエンジニアとして入社しました。ので、どうして入社したのか、入社してみてどう感じたかを書いておきたいと思います。 ちなみに転職活動自体の話はこちらのnoteにまとめてますので、興味ある方いたらどうぞ。 入社理由3月上旬に最終面接結果が全て出揃い、非常に迷ってました。どの会社 に入ってもきっと良いエンジニア生活が送れるだろうと思っていたので、中にいる人にちゃっかり聞いてみたり、企業ブログをいろいろ読んでみたり、自分が今回の転職で大事にしたいことを振り返ってみたり、いろいろ悩んでました。 回答期限ギリギリまで悩み(ごめんなさい)、ゆめみ社の次の点に魅力を感じて入社することにしました。 入社1年以内でも育休が取れる フルリモート勤務もできる 自宅近くの保育園にすぐにお迎えに行けるのは大きなメリット 移

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                  • Vim 8.2 リリース!同時に公開されたデモのプラグインを解説してみる - Akatsuki Hackers Lab | 株式会社アカツキ(Akatsuki Inc.)

                    この記事は Akatsuki Advent Calendar の 15 日目の記事です。 thinca です。普段は Vim を使って開発をしています。 そんな Vim ですが、つい 2 日ほど前、待望の Vim 8.2 がリリースされました!やったね🎉 本記事では Vim 8.2 で何ができるようになったのかを、同時に公開されたデモプラグインを通して見ていこうと思います。 Vim のリリースについて その前に、Vim の開発体制について少し説明します。 Vim の開発は GitHub の vim/vim リポジトリで開発されています。ブランチは master のみで、最新版は同時に開発版でもあります。 Vim は、パッチ(Git 管理になった今ではコミットとほぼ同義)を積み重ねて改善が行われます。前回のマイナーバージョンアップ(Vim 8.1)から少しずつパッチを積み重ね、ある程度のと

                      Vim 8.2 リリース!同時に公開されたデモのプラグインを解説してみる - Akatsuki Hackers Lab | 株式会社アカツキ(Akatsuki Inc.)
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