自宅で買い込んだ本を積み重ね、「いつか読む」つもりでいる「積ん読(つんどく)」。こうした習慣は世界どこでも共通のようで、スペイン「エル・パイス」紙は「Tsundoku」現象として紹介している。 同紙の取材に応じたアンドレア・アラゴンの自宅の本棚には、未読のまま置いてある本が30冊以上もあるという。だが、彼女はこれからも本を買い続けるつもりだ。 「本が積まれているのを見るのが好きなんです。縦に、横に、一緒に並んでいるのがいい。自分の本棚ができていくことに、ちょっとした興奮を感じる。本屋に行って、表紙やあらすじに惹かれて『買っちゃおう』となることはよくあります」