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Courrierの検索結果41 - 48 件 / 48件

  • 英紙が指摘「日産がアクティビストの標的になるのは時間の問題だった」 | 「物言う株主」が日産の株式を取得 海外メディアはどう報じたのか

    いわゆる「物言う株主」=アクティビストとして知られるエフィッシモ・キャピタルが運営するファンドが、日産自動車の株式2.5%を取得したことがわかった。エフィッシモは旧村上ファンド出身者が設立した投資ファンドで、東芝の株式非公開化を推進したことでも知られている。 日産は業績が低迷し、全従業員の7%に相当する9000人の人員削減と生産能力の20%縮小を発表したばかり。株価も低迷が続き、株価純資産倍率(PBR)は0.2倍と東証プライム上場企業で一時最下位になった。 日産がアクティビストの標的となったことについて、海外メディアはどう報じたのか。 アクティビストの狙い 英「フィナンシャル・タイムズ」紙は、日産は時価総額が100億ドル(1兆5000億円)を下回り、アクティビストの標的になるのは時間の問題だったと指摘した。電気自動車の販売台数の落ち込みや中国との価格競争が激化していることから、自動車業界全

      英紙が指摘「日産がアクティビストの標的になるのは時間の問題だった」 | 「物言う株主」が日産の株式を取得 海外メディアはどう報じたのか
    • 【解説】トランプとプーチンの「秘密の電話会談」では何が話し合われたのか | ロシアに有利な和平案が提示されるのか

      米国のドナルド・トランプ次期大統領とロシアのウラジーミル・プーチン大統領が、11月7日に電話会談をしていたことがわかった。複数の関係者から情報を得た米紙「ワシントン・ポスト」が10日に独占で報じた。 ロシアが占領した領土にも言及 同紙によれば、5日の米大統領選後に2人が言葉を交わすのは初めて。トランプはプーチンにウクライナでの戦争を激化させないようにと述べたほか、欧州にはそれなりの規模の米軍が配備されていると強調したという。 トランプは「ウクライナでの戦争の早期解決策」を話し合うためのさらなる協議にも関心を示したと、情報筋は同紙に語っている。 大統領選中、トランプはこの戦争を24時間以内に解決してみせると豪語していたが、その具体的な方法については明らかにしなかった。一方でトランプは非公式の場では、ロシアが占領した領土の一部を維持するかたちでの合意を支持する意向をにおわせている。 電話会談で

        【解説】トランプとプーチンの「秘密の電話会談」では何が話し合われたのか | ロシアに有利な和平案が提示されるのか
      • 「カナダのワイン発祥の地」ノバスコシアで美酒に酔い食い倒れる旅へ | 潮の満ち引きが醸し出すテロワール

        潮時という言葉が相応しい旅だった。ついにカナダ東岸に到達したのだ。訪れたのはノバスコシア州。 今回の旅のテーマは、「カナダのワイン発祥の地ノバスコシア」だ。 安心してほしい。これは、カナダ人の大半も知らないことだから……。ましてや大方の日本の読者諸氏にしてみれば、「カナダのワイン?」「そもそも、ノバスコシアってどこ?」という話だろう。 ノバスコシア州は、大西洋に突き出たノバスコシア半島とケープブレトン島からなっている。今回巡ったのは半島のほうだ。 この地理が、ワイン造りと深く関係している。半島の西岸は、干満の差が世界最大とされるファンディ湾だ。干潮と満潮は1日に2度ずつある。この絶えざる潮の満ち引きのおかげで湾岸がほどよく暖められ、気候や気温を外海沿いより穏やかに保ってくれるのだ。 なぜ「カナダのワイン発祥の地」? それを知ってか、フランスの入植地ポート・ロワイヤルの薬剤師だったルイ・エベ

          「カナダのワイン発祥の地」ノバスコシアで美酒に酔い食い倒れる旅へ | 潮の満ち引きが醸し出すテロワール
        • 「顧客囲い込み」戦略はアップルにとって今後の成長の“障壁”になる | 最大の利益を生み出す一方、反発する企業も多く…

          クーリエ・ジャポンのプレミアム会員になると、「ウォール・ストリート・ジャーナル」のサイトの記事(日・英・中 3言語)もご覧いただけます。詳しくはこちら。 アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)は、機器とサービスを統合した「ウォールドガーデン(壁に囲まれた庭)」と呼ばれるエコシステムを強みに、同社を巨大企業に成長させた。その戦略は膨大な利益を生み出したが、同社にとってますます問題になりつつある。 アップルのハードウエア事業は低迷しており、各デバイスの売上高は伸び悩むか減少している。同社はそれを補うため、サブスクリプション(定額課金)やアップストアの販売手数料など、拡大するサービスへの依存度を高めており、今やその売上高を守り、増やすことに努めなければならない状況にある。この戦略は長期的には、裏目に出る可能性がある。 アップルのウォールドガーデンは、業界の基準からしても異例なほど広範囲

            「顧客囲い込み」戦略はアップルにとって今後の成長の“障壁”になる | 最大の利益を生み出す一方、反発する企業も多く…
          • 【解説】第二次トランプ政権でガザでの戦争は悪化するのか沈静化するのか | 「いくつもの戦争を終わらせる」と断言したが…

            米国のドナルド・トランプ前大統領が2025年、ふたたび大統領になることが決まり、米国の外交政策の先行きに世界中が注目している。なかでもイスラエルとハマスのガザでの戦争には、バイデン政権も停戦交渉に直接関わってきただけに、政権交代がどう影響するのか気になるところだ。 カタールメディア「アルジャジーラ」は、「トランプ2.0は米国の外交政策にとって何を意味するのか」と題した解説記事のなかで、この戦争をトランプ大統領がどうさばくのか識者に予測を聞いている。 米シンクタンク「国際政治センター」の代表ナンシー・オケイルは、トランプが中東での紛争を「金で解決」できると多分に思っているとアルジャジーラに語る。 だが、それは解決につながっていないし、むしろ米国はイスラエルに武器を供給し続け、外交的にもバックアップして、この戦争の激化に荷担さえしてきたではないかとの批判的な声もアルジャジーラは紹介している。オ

              【解説】第二次トランプ政権でガザでの戦争は悪化するのか沈静化するのか | 「いくつもの戦争を終わらせる」と断言したが…
            • 再生可能エネルギーをけん引するのは先進国ではない、グローバルサウスだ | 「もはや脱炭素で先進国から開発支援を求める時代は終わった」

              かつて先進国で先行して普及した再生可能エネルギー。グローバルサウスでは普及が遅れていたが、このトレンドに変化が見られている。今後さらにグローバルサウスで再生可能エネルギーが普及するための課題とは。 グローバルサウスの急成長ぶり これまで脱炭素を掲げ、再生可能エネルギーのけん引役となっていたのは、欧州や米国など先進国だった。このトレンドに変化が見られている。 英「フィナンシャル・タイムズ」紙によると、初期投資が高額なためにこれまで投資がおさえられてきたが、最近ではグローバルサウス(インドやブラジル、トルコ、南アフリカのような、南半球に多いアジアやアフリカ、中南米地域の新興国・途上国の総称)における再生可能エネルギー利用が飛躍的に拡大している。 エネルギーコンサルティング会社「RMI」の研究によると、太陽光や風力における発電量と総発電量における再生可能エネルギーの割合は、先進国よりもグローバル

                再生可能エネルギーをけん引するのは先進国ではない、グローバルサウスだ | 「もはや脱炭素で先進国から開発支援を求める時代は終わった」
              • 「なぜ木星は地表面があるように見えるんですか?」に専門家が本気で答えたら… | こどもの疑問に“マジ回答” セジャル7歳の疑問

                地球が1000個も入ってしまうほど巨大な木星は、ガスの球体でありながら、どうして地表があるように見えるのでしょうか? そして、その中核には何があるのでしょうか? 専門家が答えます。 木星には地球のような、草地や泥地といった固形の地表面がありません。歩くための足場も、宇宙船が着陸できる場所も何もありません。 でも、いったいどうしてなのでしょうか? 木星に地表面がないのなら、そこには何があるのでしょうか? どうやって一つの惑星としてまとまっているのでしょうか? 私は物理学教授として、ありとあらゆる不思議な現象の研究をおこなってきましたが、たしかな地表面がない世界というのは、明らかに想像するのが難しいものです。NASA(アメリカ航空宇宙局)の無人探査機「ジュノー」が木星の周回を開始して9年目を迎えたいまも、この奇妙な天体は謎だらけです。 超巨大な星 木星は太陽から数えて5番目の惑星で、火星と土星

                  「なぜ木星は地表面があるように見えるんですか?」に専門家が本気で答えたら… | こどもの疑問に“マジ回答” セジャル7歳の疑問
                • 効果は絶大!? 記者が「ネガティブ・デトックス」を試してみたら | 不安定な時代を心穏やかに生き抜くために

                  私たちは常日頃、ネガティブな情報に晒され、知らぬうちに不幸になっている。だからこそ、その負の根源を断ち切ってしまえば、不安に苛まれストレスに押しつぶされることなく生活できるのだという。その方法は意外と簡単。そこで記者が2週間、ネガティブな感情をデトックスすることに挑戦してみた。 ニュースをつけてみても、ネットフリックスを観てくつろごうとしても、現代社会が寄せる多くのメッセージはネガティブなものだ。重苦しさに対しては容易に免疫ができるので、絶え間ないその打撃が自分にどれほどの影響を及ぼしているか、あなたは気づいていないかもしれない。なぜなら人間の脳は、ネガティブなものに焦点を当てるよう生まれつき作られているからだ。それは、生存に結びついている。 「私たちの7つの主要な感情は、『怒り』『軽蔑』『恐れ』『嫌悪』『喜び』『悲しみ』そして『驚き』です」 そう話すのは、『ネガティブ・デトックス──ポジ

                    効果は絶大!? 記者が「ネガティブ・デトックス」を試してみたら | 不安定な時代を心穏やかに生き抜くために