macOS 12 MontereyでUSBハブが動作しなくなる不具合はDriverKitベースのドライバがMontereyと互換性がない可能性があるそうです。詳細は以下から。 Appleが日本時間2021年10月26日に公開した「macOS 12 Monterey」では、MontereyにアップグレードしたMacでUSBハブが動作しなくなる不具合が報告されていますが、 Since upgrading to Mac OS Monterey, solely the USB 3.0 port on my Hub has stopped working. Power is allowed to pass through to connected devices, however the transfer of data has stopped working. USB 3.0 Hub Broken
iPadOS 16ではDriverKitがサポートされ、Apple M1チップ搭載のiPadに対してMacと同じ様にUSBやPCI、Audioドライバーを提供可能になるそうです。詳細は以下から。 Appleが日本時間2022年06月07日から行っている、世界開発者会議(WWDC22)の「Platforms State of the Union」によると、次期iPadOS 16では、USBやPCI接続の外部ハードウェア/Audioデバイスを利用するiPadアプリを、よりパワフルにするために、DriverKitによるドライバー開発が可能になるそうです。 外部ハードウェアに接続されたiPad用の更にパワフルなアプリケーションを実現するため、iPadでDriverKitが利用可能になり、M1チップの驚異的なパワーを解き放つ手助けをします。[…]これは現在Macで利用できる同じAPIです。USBやオ
macOS 11 Big SurではUSBやSerial、PCIに加えSCSI ControllerのDriverKitが用意され、レガシィなサードパーティ製Kextはロード不可能になるそうです。詳細は以下から。 Appleは2019年06月に開催したWWDC19でmacOS 10.15 Catalinaを発表するとともに、これまでmacOSのデバイスドライバとして利用してきたカーネル拡張(Kernel Extension:.kext)に代わるSystem ExtensionとDriverKitを発表。macOS 10.15 CatalinaがKextをフルサポートする最後のmacOSになるとコメントし、macOS 10.15.4ではDriverKitに置き換えられるレガシィなKPIsを利用するアプリをインストールしようとすると、将来のmacOSで対応しなくなるという警告が表示されるように
Mac用キーボードカスタマイザー「Karabiner-Elements v13.4.0」がリリースされています。詳細は以下から。 Mac用キーボードカスタマイザーKarabinerシリーズを開発しているTakayama Fumihikoさんは現地時間2021年04月04日、Macに接続されたキーボードやマウス入力のリマップやカスタマイズなどを行えるユーティリティ「Karabiner-Elements」のv13.4.0アップデートをリリースし、virtual_hid_keyboardが用意されていないとKarabiner-Elementsが止まってしまう不具合が修正されているそうです。 また、リリースノートやIssuesによれば、Apple Silicon Mac上のKarabiner-Elementsを利用していると、macOSのシャットダウン時にカーネルパニックが発生し、Macの画面がピ
※本サイトは、アフィリエイト広告および広告による収益を得て運営しています。購入により売上の一部が本サイトに還元されることがあります。 Appleが、WWDC22において「Bring your driver to iPad with DriverKit」を公開し、M1チップを搭載したiPadでMacと同じDriverKitが利用可能になる「DriverKit on iPad」について解説が行われました。 macOSのDriverKitは、安全でセキュアな方法でシステムを拡張することを可能にしましたが、それと同じ技術がiPadにも導入されます。 iPadOS 16では、Mac上のDriverKitですでにドライバを作成している場合は、ドライバを変更することなく、USB、PCI、オーディオのまったく同じドライバをiPadに導入することができます。 これにより、M1チップを搭載したiPadで初めて
はじめに 前回の記事ではMacOS用ドライバ開発プロジェクトの骨組みを作ったので、今回はプロジェクトの肉付けをしていこう。 前回も少し触れたがDriverKitフレームワークを使用するドライバはカーネル拡張(Kernel Extension)ではなくシステム拡張(System Extension)としてインストールする必要がある。 カーネル拡張とシステム拡張ではインストール方式が全く違う。カーネル拡張では、System/Library/Extensionまたは/Library/Extension配下に配置すればよかったが、システム拡張はSystemExtensionフレームワークで提供されているインストール用のAPIをアプリケーションから呼ぶ必要がある。 前回紹介したドライバのプロジェクト作成手順でアプリケーションから作成したのは、ドライバのインストールを行うドライバインストールアプリとす
Raspberry Pi Picoを手に入れてA/Dコンバータを接続するためだけに使っているPi Zero Wとかを置き換えたい、と思った。ところがmacOS側でVender specificなclassのUSBデバイスを接続するやりかたがよくわからない。Pi Pico側はドキュメントやサンプルコードがすでに揃ってるのに。昔なら使い方は超難しいI/O Kitを呼べばユーザ空間からアクセスできた。今でもI/O Kitは有効らしいけど、どうもプログラマからは隠蔽される方向になってるように思える。またいつ突然使えなくなるとも限らない。Appleにはそうやっていままで何度も煮湯を飲まされた。 なかなかまとまったドキュメントがなくて困ってるんだけどなんとなく雰囲気はわかってきた.... どうやらDriverKitというのはKEXTを廃止するのに従って、KEXTの代わりとなるSystem Extens
macOS 10.15.4 CatalinaではDriverKitに対応していないレガシィなkextを利用するアプリをインストールしようとすると、将来のmacOSで対応しなくなるという警告が表示されるようになっています。詳細は以下から。 Appleは2019年06月に開催されたWWDC 2019で開発者に対し、カーネル空間で動作するKernel programming interfaces (KPIs)を用いたカーネル拡張(Kernel Extension:.kext)に代わるSystem ExtensionとDriverKitを発表し、これらはユーザー空間で動作するためセキュリティを確保しながらカーネルパニックなどの重大なインシデントを発生させないドライバを開発できる事を示すとともに、将来のmacOS (10.16?)ではカーネル拡張が廃止されることも発表しましたが、 これに伴い、本日リ
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