2020年5月14日、日本図書館協会(JLA)は、「図書館における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」を公表しました。 新型コロナウイルス感染症対策専門家会議「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」において示されたガイドライン作成の求めを踏まえ、図書館における新型コロナウイルス感染予防対策として実施する際に参考となる基本的事項を整理したものです。 同ガイドラインは、「1. はじめに」「2. 趣旨」「3. 感染拡大予防のための基本」「4. リスク評価」「5. 図書館サービスの実施に際して適切な処置を講じるべき具体的な対策」「附記」からなります。「5. 図書館サービスの実施に際して適切な処置を講じるべき具体的な対策」では、以下に関する指針が示されています。 ・総論 ・来館者の安全確保のために実施すること ・従事者の安全確保のために実施すること ・資料利用及び情報サービスに当たっ
2024年5月、日本図書館協会(JLA)の図書館災害対策委員会は、令和6年能登半島地震で被災した図書館の手記をウェブサイト上で公開しています。5月末までの期間限定です。 発災から数か月間の当時の様子を知ることができるとあります。 令和6年能登半島地震で被災した図書館の手記について(日本図書館協会) https://www.jla.or.jp/committees/tabid/600/Default.aspx 参考: 志摩市立図書館、災害に備える特集展示を開催中 [2024年05月09日] https://current.ndl.go.jp/car/219598 E2681 – 令和6年能登半島地震による図書館等への影響 カレントアウェアネス-E No.476 2024.03.21 https://current.ndl.go.jp/e2681
2024年3月6日に開催された「書店・図書館等関係者における対話の場」第4回資料が、日本図書館協会(JLA)ウェブサイトで公開されました。 「書店・図書館等関係者における対話の場」は、著者関係団体、書店関係団体、出版関係団体、図書館関係団体、自治体関係者等により構成され、2023年10月3日に第1回が開催されました。 第4回の資料には、「書店・図書館等の連携による読書活動の推進について~書店・図書館等関係者における対話のまとめ~(案)」が含まれています。 書店・図書館等関係者における対話の場(JLA) https://www.jla.or.jp/home/tabid/1051/Default.aspx ※第1回の議事要旨、第2回以降の資料及び議事要旨(第4回は準備中)が掲載されています。 「書店・図書館等の連携による読書活動の推進について~書店・図書館等関係者における対話のまとめ~(案)」
日本図書館協会資料保存委員会が、2021年4月8日付で、「やってみよう資料保存~資料保存入門~」を公表しました。 第106回全国図書館大会和歌山大会の第8分科会「資料保存」で取り上げた内容を加筆修正したもので、図書館における資料保存とは何かという点から始まり、資料形態ごとの取り扱い方法、カビ対策、水損対応、補修方法について説明されています。 日本図書館協会 資料保存委員会 <お知らせ> http://www.jla.or.jp/committees/hozon/tabid/96/Default.aspx ※「第106回全国図書館大会和歌山大会の第8分科会資料保存で取り上げた内容を加筆修正し「やってみよう資料保存~資料保存入門~」を作成しました。(2021.4.8)」とあります。 やってみよう資料保存~資料保存入門~ [PDF:28ページ] http://www.jla.or.jp/Port
2023年7月3日から8月4日まで、日本図書館協会(JLA)分類委員会が、図書館の分類に関する調査を実施しています。 JLA分類委員会では、日本十進分類法(NDC)の維持管理のため、分類法に関する調査活動が行われています。2008年には2007年度『日本の図書館』のミニ付帯調査として「図書の分類に関する調査」が実施され、その調査結果は『図書館雑誌』(vol.104, no.3)で公表されています。今回、その後の状況を把握するためのアンケート調査が実施されるものです。 調査の目的は、日本の図書館における分類法の適用、活用方法等の現況を把握し、情報を共有すること、またNDCの維持管理並びに改訂の検討にあたっての参考情報とすることとあり、調査対象は『日本の図書館』の統計による公共図書館、大学図書館等(中央館、分館、地域館等それぞれの館)とあります。 調査はGoogleフォームによるウェブアンケー
2020年4月21日、日本図書館協会(JLA)が、「緊急事態宣言のもとでの図書館の対応について」を発表しています。 ・2月28日に発表した「新型コロナウィルス感染症による学校休校に係る図書館の対応について」における基本的な考え方が現在の状況にもあてはまること ・「図書館の自由に関する宣言」を引いて図書館が閉じていることを問題視する声に対しては、今般の情勢における最大の配慮事項は人命の尊重で、それをまずは優先すべきであり、その上で、こうした状況のもとでも実行できる方法を探り、図書館の役割を可能な限り果たしていくことが「宣言」の精神に沿うものとなるはずこと ・海外の図書館の動向では様々な努力をしている事例が確認できることから、日本の図書館においても、関係者が互いの智慧を共有し、情報交換を密にすることにより、図書館の機能を十二分に発揮して、その存在意義を高める機会とすること ・JLAとしても、多
2020年5月5日、日本図書館協会(JLA)の図書館の自由委員会は、新型コロナウイルス感染症への対応に関する情報をまとめたウェブページ「COVID-19に向き合う」を掲載したと発表しています。 5月14日現在、同ウェブページには、5月4日に改定された「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」を受けて図書館の再開を検討する際に参考となる資料や、感染防止対策として来館記録を収集することは同委員会としては推奨しないという見解が記載されています。どうしても来館記録が必要な場合には、利用者への通知、プライバシー保護について明確な取り扱い方法を決める必要があるとしています。また、来館者に感染者が出た場合の対応等についても触れられています。 COVID-19に向き合う(JLA, 2020/5/5) http://www.jla.or.jp/committees/jiyu///tabid/854/D
2022年8月1日、日本図書館協会(JLA)著作権委員会が、2021年著作権法改正に関して、「2021年著作権法改正と図書館サービス」を公開しました。 改正の概要、図書館実務への変化についてまとめられています。 著作権委員会 著作権関係資料(JLA) https://www.jla.or.jp/committees/chosaku/tabid/280/Default.aspx ※2022年8月1日付で、「2021年著作権法改正と図書館サービス(チラシ原稿・pdfファイル)」が掲載されています。 2021年著作権法改正と図書館サービス [PDF:619KB] https://www.jla.or.jp/Portals/0/data/iinkai/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A/2021%20Copyright_F
2020年7月17日、日本図書館協会(JLA)が、協会ウェブサイトにおいて「感染拡大防止の継続を」を発表しています。 7月16日の東京都の新型コロナウイルス感染症の感染者数が過去最大の数値となったことをうけ、都内近県はもちろん、全国の図書館において、手を緩めることなく、新しい生活様式による感染予防を図って、利用者サービスを行うことを求めるものです。 また、感染拡大防止のために検討すべき基本的事項と手順を記した「図書館における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」(更新版)を再確認し、対応するよう求めています。 感染拡大防止の継続を(JLA,2020/7/17) http://www.jla.or.jp/home/news_list/tabid/83/Default.aspx?itemid=5380 http://www.jla.or.jp/Portals/0/data/content
2021年12月24日、日本図書館協会(JLA)の目録委員会が、「日本目録規則2018年版データ作成事例」を公開しました。 『日本目録規則2018年版』の実装の一例を示すものであり、冊子体(日本語・英語)、原作小説とDVD、英訳資料(冊子体・電子書籍)、継続前誌・後誌、翻刻・影印、楽譜等、15の事例が公開されています。 日本目録規則2018年版データ作成事例(JLA) https://www.jla.or.jp/committees/mokuroku/ncr2018//tabid/936/Default.aspx ※「更新履歴」の箇所に、2021年12月24日付で「本ページを公開」とあります。 参考: 国立国会図書館、JAPAN/MARC MARC21フォーマット変更箇所一覧および『日本目録規則2018年版』適用細則案等を公開 Posted 2020年1月22日 https://curre
2020年5月26日、日本図書館協会(JLA)が、「図書館における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」の更新版を公開したことを発表しました。 同ガイドラインは、5月14日に策定されたものであり、今回の更新は、策定後の状況の変化と5月20日に公表された「来館者名簿」の運用に関する補足説明を踏まえて実施されました。 前回から更新された箇所としては、同ガイドラインの位置づけや活用の手順に関する記載、海外の図書館協会等が発表したガイドラインに関する情報、来館者の氏名及び緊急連絡先の把握に関する留意事項や運用方法の記述等があります。 また、附記には今後も必要に応じて更新が行われること、同ガイドラインの特定事項の詳細や事例を示す必要性が生じた際には、JLAのホームページに掲載することが書かれています。 図書館における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン(更新版)について(JLA, 202
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