前回、AI美空ひばりとAI手塚治虫のプロジェクトが、AIの現状を示す好例と考えて記事にしました。 ただ、ちょっとセンセーショナルに書き過ぎたかなとの反省もあります。記事冒頭の「AIが誰かを蘇らせる時代は来るでしょうか。」は、「近い将来」ではなく、「遠い先の時代」という感覚でした。しかし「遠い先の時代」であっても、意外と「近い将来」の可能性はあります。 「遠い先の時代」を今、振り返る AIと棋士 携帯電話 20代の「遠い先の時代」と50代の「近い将来」 私とAIの出会いを振り返る AIとは AI考シリーズについて 私とAIの出会い 「遠い先の時代」を今、振り返る ちなみに、「遠い先の時代」と「近い将来」について、今の私(56歳)と若い頃(20代)とでは、感じ方に大きな違いがあります。二つ、例を挙げてみます。 AIと棋士 1990年頃は、プロ棋士がAIに負ける時代が来るなんて言うと馬鹿にされた