Oracleは2024年6月11日、マルチクラウドへの取り組みの強化とデータ転送料金廃止に向けてGoogle Cloudとの統合を開始し、OpenAIにコンピューティング容量を提供するためにMicrosoftとの既存の提携を拡大したことを発表した(注1)(注2)。 「ライセンスサポートで稼ぐ」から「AIニーズを支える」へ Google Cloudは「Oracle Cloud」の11のサービス対応地域で「Cross-Cloud Interconnect」のソリューションを公開し、2024年後半にはクラウドデータベース統合サービスを展開する予定だと両社は述べている。 同様の動きとして、Microsoftは2023年に「Microsoft Azure」(以下、Azure)のエコシステムにOracleのデータベースサーバを導入したという(注3)。 「オンプレミスのデータベースがクラウドに移行するの