米Palantir Technologiesは3月6日(現地時間)、AIと機械学習を活用した米陸軍の新しいターゲティングシステム「TITAN」(Tactical Intelligence Targeting Access Node)の開発と納入で、1億7840万ドルの契約を受注したと発表した。TITANは、宇宙から地上までの各種センサーからのデータを統合し、攻撃目標の自動認識や正確な位置特定を行う地上局システムだ。 TITANでは、AIによるターゲット認識と複数センサーの統合で、ターゲットを迅速に特定し、長距離精密射撃までの時間を大幅に短縮できるようになる。 Palantirは発表文で、「これまで数年にわたり、AI活用能力を戦闘員に提供してきた経験を活かし、米陸軍初のAI定義車両を提供できることを誇りに思う。兵士には、実時間で重要な決断ができるよう、戦場での戦術的優位性を与える最高クラスの