このブログ記事「ゼロから作るRAW現像」を大きく再構成してより読みやすくした書籍「PythonとColabでできる-ゼロから作るRAW現像」を【技術書典6】にて頒布しました。 現在はBOOTHにて入手可能です。書籍+PDF版は2200円プラス送料、PDF版は1200円です。 moiz.booth.pm はじめに 簡易デモザイク処理の問題点 ベイヤー配列再訪 線形補完法 FIRフィルターを利用した高速化 まとめ 次の記事 はじめに これは「ゼロから作るRAW現像 その1 - 基本的な処理」および「ゼロから作るRAW現像 その2 - 処理のモジュール化」の続きです。 これらの記事の内容を前提としていますので、まだお読みでない方はそちらからお読みいただくことをおすすめします。 簡易デモザイク処理の問題点 「ゼロから作るRAW現像 その1 - 基本的な処理」では、デモザイク処理(Bayer配列の画
そして、よっぽどの理由がない限り、撮影時は全てRAWで保存しています。 それは後でセレクトして補正するためです。 RAWとは、簡単に説明すると「生データ」の意味で、色の情報をそのまま保存している状態です。 そのためファイルサイズも大きく、黒つぶれ・白飛びさえしていなければ、後で画質を保ちながら、ある程度補正することができます。(jpgだとノイズが出ます) そのRAWデータの色などを補正してjpgに書き出す作業をRAW現像と呼びます。 しかし、キレイに残せるからといって、セレクトしても数十枚、数百枚となってしまう場合には現像作業に時間がかかってしまいます。 そんな時に、私なりに最低限これだけはやっておきたい現像項目をまとめてみたいと思いますので、もし宜しければ参考にしてみてください。 ちなみに私は現像ソフトはCameraRawを使っています。 どのメーカーの現像ソフトも扱う項目は同じですので
今時、写真を撮るのはケータイでできるけれど、子どもの成長記録や旅行の思い出など、記念の1枚はちゃんとしたデジタルカメラで撮っておきたい。そんな目的で選ぶデジカメとして、最近は本格的な一眼レフデジカメが人気だ。10万円を切る低価格モデルの登場で、人気に拍車がかかっている。コンパクトデジカメもいいけれど、せっかくなら一眼レフ! という向上心で購入している人も多い。 門戸の広がっている一眼レフデジカメ。もし最近購入して使っているという人がいたら、きれいな写真を撮るために“一手間”かけてみてはどうだろうか。どんな手間かというと、写真を「RAWデータ」で撮影することだ。非圧縮のRAWデータで撮影すると、撮影後に画像補正しやすくなる。RAWデータは、一般的なJEPG形式と違い、そのままの状態で鑑賞したり印刷したりはできない。鑑賞前に「現像」という行程が必要になる。現像時に暗い写真を明るくしたり、色の悪
DPreviewが、カメラメーカー純正以外のRAW現像用として多くのユーザーに支持されている3つのソフト。”Capture One Pro 7″、”DxO Optics Pro 8″、そして”Adobe Photoshop Lightroom 4″の比較記事をアップしています。 With the start of a new year, we thought it would be a good time to explore the current state of raw processing with a head-to-head comparison of the leading cross-platform raw image converters: Adobe Photoshop Lightroom 4, Phase One’s Capture One Pro 7 and Dx
ジャングルは、米ArcSoftのRAW現像ソフト「Digital Darkroom」(デジタルダークルーム)を6月7日に発売する。価格は1万8,690円。他社製品からの乗り換えを前提とした特別優待版が1万3,440円。対応OSはWindows 2000/XP/Vista。 特別優待版の対象は、他社のRAW現像ソフト、デジタルカメラ活用ソフト、画像補正ソフトなどの購入者。デジタルカメラに付属するソフトも対象となる。 独自技術「ART」(ArcSfot Advanced RAW Technology)による高速処理を謳うRAW現像ソフト。読み込んでからサムネイルを表示するまでの時間は「他社製品の約9倍」という、ArcSoftの実験によると、100ファイルのキヤノンCR2ファイルの場合、A社製品が3分33秒、B社製品が1分39秒。対してDigital Darkroomは28秒で表示を終えるという
よく知らないけどつらつら見始めたところで、ポートレート講座的なものを書いているカメラマンが4人ほど。 魚住誠一先生という人は、照明機材に凝るし、まるで絵画みたいな、というような写真をシャキシャキ撮るし、一方で長野博文先生という人は、重たい機材(三脚やらストロボやら単焦点レンズやら)は極力使わずに、自然体の表情を取ることに凝る。どちらもEos1DsMarkIIIのオートフォーカスに頼る。一方で萩原和幸という人はオートフォーカスを極力使わないし、増田 賢一という人はNIKONが好きなようだ。 魚住先生はTwitterもやるし、ファッション雑誌を手本にして、これでもかというほど佐々木希を撮っているし、萩原和幸先生は、中川杏奈とか撮ってた。増田先生の本にも綺麗なモデルの人が多いが、本によっては、ちょっと有名どころが少ないというアマゾン評なども見た。 一般向けのポートレート講座なのだからと気を使って
富士フイルムXマウントのカメラは、今のところX-Trans CMOSによる独自配列のイメージセンサーが使われています。独自配列のイメージセンサーであることから、RAW現像できるソフトも少ない状況です。発売当初は、カメラ内生成のJPEGファイルか、付属の「RAW FILE CONVERTER EX powered by SILKYPIX」を使ってJPEGにできるだけでした。 しばらくして、Adobeの「Lightroom 4」がX-Trans CMOSのRAW現像に対応しました。さらにLightroom4.4になってからは、富士フイルムとの協力により、画質が改善されました。そして、Phase Oneの「Capture One Pro 7」もX-Trans CMOSのRAW現像に対応しました。 現在は、「RAW FILE CONVERTER EX powered by SILKYPIX」、「L
DxOは23日、RAW現像ソフト「Optics Pro」をメジャーアップデートし、公開した。バージョン番号は5.3。対応OSは、Windows XP/Vista、Mac OS X10.4~10.5。Optics Pro v5.xユーザーおよび、同v4を2007年8月1日以降に購入したユーザーは無償でアップグレードできる。 Ver.5.3では新たにキヤノンEOS Kiss F/PowerShot G9、ニコンD700をサポートしたほか、ソニーα900/700のcRAW画像も対応した。 また、新RAW現像テクノロジーを実装し、ISO25600などの超高感度で撮影した画像でも実用レベルでのディテール、色の再現が可能という。また、露出アンダーからの補正も前バージョン以上のディテール、色再現が可能としている。 さらに、アドビの画像管理ソフト「Lightroom 2」との連携が可能になった。扱うファイ
CP+2018にてプロの写真家の方から、RAW現像向けのパソコン選び方について教えて頂きました! ※マウスコンピューターブースのセミナーイベントにて教わりました。 CP+はカメラと写真の展示会イベントなのですが、数多くのカメラメーカー&カメラアクセサリーメーカーが出展されており、4日間の期間中にすべてのブースを見て回るのは不可能でした(笑) そこでCP+に参加出来なかった方や参加はしたけど、マウスコンピューターブースまで周り切れなかった方向けに、 RAW現像向けのパソコン選び方 についてまとめておきます。 ※セミナーを主催したマウスコンピューター様の許可を得た上で、セミナー内容を掲載しています。 プロも使う!RAW現像向けのパソコン選び方 セミナーをしてくれた講師はこの方! ↑写真家 諏訪光二先生 最初から諏訪先生が使っているDAIVのモデルを教えて下さいました! 諏訪先生が使っているのが
富士フイルム独自の画像処理エンジンにより、RAW現像の高速化を実現 RAW現像ソフト「FUJIFILM X RAW STUDIO」新開発 「フィルムシミュレーション」をはじめとした富士フイルム独自の色再現、高速バッチ処理などで 「GFXシリーズ」「Xシリーズ」のRAW現像の楽しみを拡大 お客さま各位 富士フイルム株式会社(社長:助野 健児)は、デジタルカメラ「GFXシリーズ」「Xシリーズ」の最新RAW現像ソフト「FUJIFILM X RAW STUDIO」を開発しました。 Mac版を2017年11月下旬より、Windows版を2018年1月下旬より、無償で提供します。また、本ソフトに対応したカメラファームウエアも機種ごとに順次公開していきます。 「FUJIFILM X RAW STUDIO」は、パソコンとデジタルカメラをUSBケーブルで接続して、パソコンに代わり、デジタルカメラに搭載してい
米Adobe Systemsは26日(現地時間)、デンマークのソフトウェア開発企業、Pixmantecの技術資産を買収したと発表した。PixmantecのRAW現像処理技術をAdobe製品に統合する考え。買収条件は非公開。 Pixmantecは、RAW現像ソフト「RawShooter」などを出荷する企業。Adobeでは「PixmantecのRAW現像技術をLightroomなどに統合する」としている。Lightroomは、Adobeが現在無料でβ版を公開中のRAW現像機能付きソフト。 統合に向け、Pixmantecは「RawShooter Premium」の販売を中止し、無償の「RawShooter Essentials」に関しては、「Lightroom」の一般向けβプログラムの終了まで提供する。公開中のβ3の試用期限は2007年1月30日となっている。 ■ URL Adobe(英文) h
RAW現像、画像処理 / Raw Processing and Retouch スマートフォンの代わりにカメラを使う7つの理由があげられているが、AI技術等によりその差は ほとんどわからない位になるだろう。 カメラでも後処理でAI技術を使えば、スマートフォンと変わらない処理ができる。 私の場合、撮影に重きを置いて後処理は補足的にしている。 Photoshop に生成AI機能が搭載され、ここまでできる。 JPEGはカメラで撮影されたデータから加工された情報で、 8bit(256階調)に縮小され、データ量が小さいが、 撮影時の多くのデータが失われており、後処理耐性が低い。 パソコンやスマホのディスプレイでは8bitで表示され、JPEGでも よいと言えるが、明るさや色を後処理すると画質が劣化する。 RAWデータは撮像時に記録された情報を生で記録したデータで カメラに記録されたフルデータと言ってよ
◇◆◇ はじめに ◇◆◇ LightroomやPhotoshopのCamera RAW(以下面倒なのでLightroomとだけ書きます)では、現像のパラメータにカメラキャリブレーションというセクションがあり、カメラプロファイルを選択する事ができます。 デフォルトではAdobe Standardというものになっていたと記憶していますが、Camera ~ となっているプロファイルを選択すると、使用しているカメラのカラーモードに近い色で現像する事ができます。 また、カラーチェッカーとAdobe DNG Profiles Editorを使用してオリジナルのカメラプロファイルを作成して使用することも可能です。 私はColor Checker PassportとDNG Profile Editorを使用してオリジナルのプロファイルを作成し、Lightroomでの現像時に使用しています。 (Color
相変わらず写真との付き合い方は日々変わっていて、更に泥沼にハマっている今日この頃ですが、最近のワークフローは、現像する写真の数は最小限に厳選しつつ、一枚の現像に少し時間をかける方針。 とはいえ、写真には記録的な写真と、作品とはいうにはおこがましいけど自己満足的に撮る写真で前提は違っていて、↑で言ってるのは主に後者の写真。前者の場合は出来るだけ全自動で撮ったもの全部アップしちゃう方針に変更はないです。 そういう意味では、記録的な写真は\NEX-7\で撮って\DxO\で一括現像→\Flickr\へアップロードと、自己満足的な写真は\DP1/DP3 Merrill\で撮影→\Sigma Photo Pro\+\Apertute\/\Lightroom\を駆使して現像というカメラの使い分けも明確になってきて、装備的な不満はほとんどない状態になってます。 で、前置きが長くてなってしまいましたが、そん
LightRoomでRAW現像して出力した画像をIEで表示させると全然色が違うという問題から派生して、今日1日調べて解った事まとめ。 ・LightRoomは、ProphotoRGB という色空間で作業している(!) なんだよ、そんな事も知らなかったのかよと笑われるレベルの話かもしれないですが、これ、知らなかった。どおりで、なんか変な事になるわけだ。 参考:何を信じたら,いいのやら... カメラ小僧の憂鬱 http://rainbow55.exblog.jp/7814239/ ・Windoows7に於いて、jpg画像をクリックしたときにデフォで起動する「Windows フォト ビューアー」は、カラープロファイルにかなりきっちり対応していて、LightRoomで見た色と同じ色で表示できる。カラープロファイルに対応していれば、PhophotoRGB や AdobeRGB のJpeg画像も自動で自
オープンソースの写真ワークフローアプリケーション「Darkable」開発チームは6月28日、最新版となる「Darkable 1.2.2」を公開した。LinuxおよびMac OS Xで動作するRAW現像および画像編集ツールで、GPUを利用したアクセラレーション機能なども備える。 Darkableはオープンソースの写真ワークフローソフトウェア。RAW現像、非破壊編集、ICCプロファイル内蔵、OpenCLによるGPUアクセラレーションなどといった特徴を持つ。jpg、cr2、hdr、pfmといった主要なファイルフォーマットをサポートし、編集後のデータはファイルに出力するだけでなく、PicasaやFlickrなどのネットサービスへのアップロードやメールへの添付なども可能。ライセンスはGPLv3。 1.2.2は4月に公開された1.2系の最新版となり、主としてハードウェアサポートの改善を中心としたリリー
写真はガラス銀板として誕生したときから科学技術の申し子です。そして常に人が見たようには、思ったようには写りません。このためいろんなテクニックを使って自分のイメージどおりの写真にするための努力が払われてきました。今もこれは同じです。プロからアマチュアまで、撮影時の照明条件から撮影後の加工までいろんな努力が払われています。 撮影後の最初の処理は現像です、撮像素子からのデータを画像ファイルに変えます。 最近のカメラはJPEGだけでなくRAW 画像にも対応したものが増えたようです。私のカメラは普通のデジカメで、一眼レフでもミラーレス一眼でもありませんが、それでもRAW 画像で保存できます。そしてRAW現像ソフトは、カメラメーカーが無料で配布しているものが使えます。 RAW 現像を行えば、撮影時の露出や色温度などの設定ミスの補正というフォトレタッチが、JEPG画像でのフォトレタッチ(GIMP やフォ
読者登録しているカメラブロガーさん御用達のVSCO FilmのLightroomのプリセットがうらやましくなったので自分も買ってみた。 vsco.co そして、ちょうどいいタイミングで先月(2016.12.3)旧芝離宮恩賜庭園で撮った画像が現像前の状態であったので、今回はすべてVSCO Filmのプリセットを使ってRAW現像してみた。 VSCO Film 04をセレクト VSCO Film 04でRAW現像してみた 最後に VSCO Film 04をセレクト VSCOでは現在8種類のプリセットを販売していてどれも気になる… 大人買い…するのはさすがにムリなので、この中から一つということで自分の観測範囲において使用率が高いVSCO Film 04をセレクト。 「$59.00 USDなら、まぁ¥6,500 JPYくらいか〜」と思っていたが、PayPalでの決済画面を見ると ¥7,237JPY
“Image Data Converter SR Ver.3” 編 (ある意味Part2編はこの辺りをクリック) EOS 20D、EOS 5D での保存形式は“RAW+JPEG-small FINE”に設定している。 RAWで保存してるならJPEGはいらないだろう! とは良く言われるんだけど、CR2(Canon RAW)を開けない環境で写真を見る場合や、撮ってきた写真をひとまず流し見するにはJPEGも一緒に入っていてくれる方が有り難い。 つまりはカタログ的な使い方ですな。 RAWはプリント、保存、blog掲載用のデータを作る場合に1枚1枚現像している。 そんなわけでJPEGデータの同時保存は必須で、画面サイズはスモールを選べればベスト。 NEX-5 はというと、RAW+JPGの設定はある! が、JPEGのサイズは選べず、ビューアーで見る時には巨大なデータが展開されてしまって少々難ですな。
1. 露出、ホワイトバランス、色かぶりを調整し自然な写真を目指す まずは露出、ホワイトバランス、色かぶりを整え、ざっくりですがベースとして使える自然な写真(白が白に見える写真)を目指します。 簡単に書いてしまいましたが、この工程が一番難しく重要な作業です。そもそも自然な写真ってなんだ?ってことになり。それをちゃんと実現しようとするとまずモニターのキャリブレーションをして…、うんぬんっといったものすごい長い内容になってしまいます。この辺りも後日書いていこうと思いますが今回は気にしないで進めて行きます。 露出、ホワイトバランスを修正する そんな感じでさくっと修正した写真がこちらになります。自然な写真といっても完璧なものは無理なので、まずは自分の目で分かる範囲で修正していきましょう。 この段階では、いきなり仕上げの色にしないで、ニュートラルな写真を目指しました。それは意図しない色かぶりがどれだけ
写真に興味を持って、良いデジカメを買うと、画質にこだわりたくなると思います。 そうして色々調べていると、必ずぶつかる単語「RAW(ロー)」。 今回はその「RAW」の解説から、RAW現像ができるおすすめソフトをランキング形式で紹介していきます。 目次: RAW って何? RAW を扱うメリット おすすめ RAW 現像ソフトランキング 1.RAW現像、写真編集、写真管理がこれ1本で可能「PhotoDirector」 2.中上級者におすすめしたいRAW現像ソフト「Lightroom」 3.買い切り型のRAW編集ソフト「AfterShot pro」 4.日本製買い切りのRAW現像ソフト「SILKYPIX」 5.AI搭載RAW現像・写真編集ソフト「Luminar」 RAW 現像のやり方 まとめ RAW って何? 「RAW」とは英語が語源で、日本語にすると「生」と言う意味になります。 その名の通り写真
RAW現像ソフトといえば有料が多い中、無料で高機能なRaw therapeeというフリーソフトを発見 編集項目はかなり多くてアンシャープなど様々な処理も用意されています Photoshop・GIMPなどの画像加工としての関連付けも出来るようで 無料ソフトでかなり高機能なタグを組めそうです Windows7などには64bit版も用意されているので処理も早そうです Windows XP / Vista / 7 (32/64bit) / ubuntu / MacOSX Raw therapee ダウンロードはこちらから ダウンロード 上記リンク先よりダウンロード出来ますが、お使いのWindowsのバージョン 64bitなどのOS別に分かれていますので探してダウンロードします インストール Next Next Next Next Closeでインストール完了です 日本語化手順 起動したら右上の設定
デジカメの未加工データ、RAW現像用パソコンについて。 最近のデジカメは安くなっており、1万円くらい出せば普通の人には充分過ぎる画素数になっていたり、性能や機能も経年で向上しておりますが、そこから1ランク上の2~3万円を超えるとRAWファイルという形で保存出来る機種も有り。 ややマニアックな話では有りますが、知っておいて損は無いかと。 デジカメ画像の保存に使われるRAWファイルとは 私がデジカメに詳しく無いので簡単に一行で言うと、そのデジカメ性能や機能で保存出来る情報を未加工でファイルにする技術、とでも申しましょうか。 一般的に保存形式として使われるJPG(ジェイペク)は圧縮されており、元の画像より粗め。更に色などの情報もまとめられているので細かい変更は出来ず。 私が持っているデジカメ(FinePix HS10)も撮影データでRAW保存出来る機能が付いております。画像編集に詳しいならソフト
Lightroomでの現像 カメラを買った時についてくる写真管理&RAW現像ソフトと比べると、Lightroomの現像機能はレッチ専用ソフトが必要のない程、作品つくりを行う事ができます。 行った修正は「非破壊方式」により保存されるので、元データに手が加えられているわけではありません。 そのため、過去の修正履歴にはいつでも戻る事ができます。 機能別に使い方をご紹介します。 ツールストリップで特定箇所に効果を適用 現像モジュールのツールストリップでは赤目補正、切り抜き、スポット修正などが行えます。 効果の範囲を限定的に適用したい場合に利用します。 1、切り抜き・回転 ツールストリップ内で一番左の四角いアイコンをクリックすると、プレビュー画面に格子が出てきます。 格子の四隅にマウスポインターを当ててドラッグすることで、任意のサイズにトリミングする事ができます。 また、格子の四隅からポインターを少
OM-DE-M1MarkⅡを使っていた時には基本的にJPEG撮って出し派でカメラの設定で色をいじっていましたが、EOSR6に変えてからはRAW現像も勉強する様になりました。 まだ勉強中で手探り状態なのでなかなか思い通りの色が出せないのですが、それはそれで楽しんでいます。 RAW現像の良いところは後で印象をガラッと変えることができる事ですね。 この写真は最初はモノクロで撮りましたが、後でカラーに変えています。 こんなことができるのもRAW現像ならではですね。 ちなみにこの日は晴れていたのであえて水を上げた後に水滴を入れて撮りました。 色味を後から買えられるという事は撮るときには構図に集中できるのでより考えて撮るようになりました。 先日本屋さんで「Lightroom&Photoshop プリセットコレクション 01 レジェンドフォトグラファー」という本を見つけました。 14種類のプリセットをダ
あらゆる色調補正に対処するためのテクニックをお伝えしてきた当連載もいよいよあと2回。今回は、これまであえてあまり触れてこなかったRAW現像について詳しく解説する。 連載第22回目です! 当連載も残すところ、今回を含めて2回となりました。 今まで当連載では、「これさえ読めば、何も知らないところから、デジタル画像の色調を完全にコントロールできるようになれる!」という「公約」を果たすべく、私にお伝えできることを精一杯お話させて頂いて参りました。Photoshopの色調補正テクニック的に、私にできるお話は、既に前回まででほぼ出し切らせていただいたと思っております。 そこからあと2回! なぜあと2回あるのか? この貴重な残りの機会で、最後にどうしてもお伝えしたいことがあります。そのひとつが「RAW現像について」です! 当連載は「デジタル画像を扱う全ての方に向けて、色調補正のテクニックをお話しする」と
ロイターのRAW現像禁止でJPGで提出という話題ですが、報道写真では色々あった結果です。 gigazine.net 日本では報道写真に限らずHDR風のものや明瞭度(ローカルコントラスト)を使ったものはそれほど目にしませんが、海外では作家性のあるものに限らずドキュメンタリーでもバリバリに加工された写真が使われています。ロイターはそれをやらない!と決めたのでしょう。 2013年の世界報道写真コンテストの大賞に”ガザの葬列”(Gaza Burial)という写真が選出されたのですが、この写真の仕上げが問題視されました。 www.afpbb.com 実際の写真を見ればレタッチしていることは明らかですが、それが報道写真として許容される範囲なのか、受け入れるべきではないのか、という疑問からです。 最終的に合成などは行われていないのでレタッチは妥当な範囲内だと判断され、大賞を受賞しました。 写っていたもの
このブログ記事「ゼロから作るRAW現像」を大きく再構成してより読みやすくした書籍「PythonとColabでできる-ゼロから作るRAW現像」を【技術書典6】にて頒布しました。 現在はBOOTHにて入手可能です。書籍+PDF版は2200円プラス送料、PDF版は1200円です。 moiz.booth.pm はじめに デジタル画像のノイズ 実際の画像のノイズ ノイズフィルターの定番バイラテラルフィルター バイラテラルノイズフィルターの適用 補足:ノイズフィルター処理の高速化 まとめ 最後に 次の記事 はじめに これは「ゼロから作るRAW現像 」という一連の記事の一つです。 これらの記事の内容を前提としていますので、まだお読みでない方はこちらの記事からお読みいただくことをおすすめします。 「ゼロから作るRAW現像 その1 - 基本的な処理」 「ゼロから作るRAW現像 その2 - 処理のモジュール化
株式会社市川ソフトラボラトリー(所在地:千葉市美浜区 代表取締役社長:市川芳邦)はRAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio 3.0 日本語版」の機能を一部制限したフリー版を SILKYPIX WEBで無償で公開しました。また、CDでの配布、ウェブサイトでのダウンロード及びPCやメモリメディアなどへの添付・プリインストールなどをご検討されている企業様向け にフリー版をご提供いたします。 フリー版は無償・無期限でご利用いただくことができます。 SILKYPIX Developer Studio 3.0で進化したRAW現像エンジンにより高画質はそのままに、機能が一部制限された 状態でのご利用が可能です。 『SILKYPIX Developer Studio 3.0』でご利用いただける機能をご紹介します。 は3.0より搭載の新機能です。
CP+2018アドビブースにて実施した、写真家の茂手木秀行氏によるLightroom Classic CCを活用するセッションの収録動画です。 ※Lightroomは2017年10月より、従来のLightroomをLightroom Classicと名称変更し、全く新しいクラウドベースのLightroomが登場しています。 ▼これができるLightroom CC の無償体験版で試してみる: https://creative.adobe.com/products/download/lightroom-classic ▼Lightroom Classic CCについて: https://www.adobe.com/jp/products/photoshop-lightroom-classic.html ▼まったく新しいLightroom CCについて: https://www.adob
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