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  • 地政学情勢悪化で核兵器近代化進む 国際平和研が警鐘

    旧ソ連時代に開発され、実験史上最大の威力を持つとされる水素爆弾(熱核爆弾)「AN602」の模型。ロシア・モスクワの常設展示センターで(2023年12月6日撮影、資料写真)。(c)NATALIA KOLESNIKOVA / AFP 【6月17日 AFP】スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)は17日に発表した年鑑で、地政学的な情勢の悪化を背景に核保有国が核兵器の近代化を進めていると警告し、各国首脳に自制を求めた。 世界で核兵器を保有しているとされるのは米国、ロシア、英国、フランス、中国、インド、パキスタン、北朝鮮、イスラエルの9か国。SIPRIはこれらの国について、「核兵器の近代化を続けている」と分析。 SIPRIによれば、今年1月時点で世界の核弾頭の総数は推定1万2121発だった。このうち推定9585発が使用可能な状態にあり、約2100発は弾道ミサイルに搭載され「高度警戒

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