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ScholarlyHubの検索結果1 - 3 件 / 3件

  • ResearchGate 170万本の閲覧制限から見える著作権問題ー学術英語アカデミー

    2017年11月、科学者・研究者向けのソーシャル・ネットワーク・サービス「ResearchGate」が、エルゼビアやワイリーといった複数の大手出版社の申立てに応じ、オンラインに掲載していた約170万本の論文へのアクセスを制限するという処置を講じた、と報じました。学術ジャーナルに掲載された論文を誰もが無料で見られるようにしようという、オープンアクセスへの追い風が強まる中で発表された今回の措置。ResearchGateに何があったのか。学術論文の著作権問題について考えます。 何が問題なのか? ResearchGateは2008年にボストンで設立、現在はドイツのベルリンに本部を置く営利団体で、1400万人以上の会員を有する世界最大級の学術ソーシャルネットワークを運営しています。世界有数の金融機関ゴールドマン・サックス、医学研究支援などを目的とする公益信託団体ウェルカム・トラストをはじめとした団体

      ResearchGate 170万本の閲覧制限から見える著作権問題ー学術英語アカデミー
    • 大学コンソーシアムVS出版社 オープンアクセス紛争

      学術雑誌のオープンアクセス化に向けた利用者(研究者、大学など)と出版社との論争は、既に何度も記事にしている通りです。しかしここ数か月の間に、ヨーロッパの大学やコンソーシアムと出版社の紛争に、いくつかの進展が見られました。出版社と納得のいく契約を結べたコンソーシアムがある一方、交渉が膠着状態に陥っているところもあります。学術界の懸念事項である、オープンアクセスにまつわる紛争の状況について見ていきましょう。 ■ アクセスを確保したフィンランドと韓国 2018年1月17日、フィンランドの大学・研究機関・公共図書館からなるコンソーシアムFinELibが大手出版社エルゼビアと、3年間にわたり1850誌へのアクセスを可能とする契約を締結したと発表しました。FinFLibに登録している13の大学、11の研究機関、11の応用大学が、世界最大の論文データベースScience Directに収録されている18

        大学コンソーシアムVS出版社 オープンアクセス紛争
      • ResearchGateやAcademia.eduに代わる、研究者により運営される研究者のための出版プラットフォームの開発(記事紹介) | 科学技術情報プラットフォーム

        Times Higher Education(THE)に11月8日付け記事"Scholars launch non-profit rival to ResearchGate and Academia.edu"(試訳:ResearchGateやAcademia.eduに代わる、研究者により運営される研究者のための出版プラットフォームの開発)では、研究者のための研究者により運営されるソーシャルネットワーク/出版プラットフォームScholarlyHubの開発プロジェクトを紹介している。 本プロジェクトはアムステル大学Guy Geltner教授が率いるもので、ベンチャーキャピタルの支援を受けて運営されるReseardchGateやAcademia .eduに代わり、年間のアクセス料25ドル(2,​835円相当)によって運営するソーシャルネットワーク・出版プラットフォームを開発するもの。開発費用とし

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