サムライブルーと言われるサッカー日本代表や大谷翔平選手、パリ・オリンピック/パラリンピック選手の活躍など、最近の日本のスポーツ界の世界での目覚ましい活躍ぶりをみせている。それに続くように、ホームレス・ワールドカップ日本代表が、歴史的な初勝利をあげたのをご存じだろうか。 ホームレス・ワールドカップは、その名の通り、選手がホームレスである。大会出場を契機に「自立」を目指しているため、選手としての参加資格は「一生に一度だけ」だ。2003年に始まり、COVID-19の影響による中断(2020-2022年)を除き、これまで毎年開催されてきた。 今年は9月21日~28日に韓国の首都ソウル(会場は漢陽大学校)で開催された。アジアで開催されるのは初めてとなった。38の国と地域から、男女あわせて約450名が参加した。さらに、FIFAのストリーミングプラットフォーム「FIFA+」で全試合が無料で放送された。