タニタは、季節性インフルエンザの予防に役立つ温湿度計3機種を発売する。価格は2100円、2625円、3675円。 季節性インフルエンザの発症には、温度や湿度などの気象要因が関係しているといわれる。庄司内科小児科医院の庄司眞院長の研究によると、体積1立方メートル中に含まれる水蒸気の量である「絶対湿度」が、季節性インフルエンザの発症開始時期を左右する最も大きな気象要因であることが分かったという。 新製品では、温度と湿度(相対湿度)の値から算出した絶対湿度を基に、「ほぼ安全」「注意」「警戒」という3段階でインフルエンザの予防目安を表示する。10月20日発売するのは、デジタル表示の「TT-549」(3675円)と据え置き、壁掛けの両方に対応する小型アナログモデルの「TT-547」(2100円)。年内には壁掛けの大型アナログモデル「TT-548」(2625円)を追加する。 デジタル表示のTT-549