はじめに Angular 2はGoogleとオープンソースコミュニティで開発されているJavaScriptフレームワークで、従来のAngularJS(AngularJS 1)の次期バージョンです。 Angular 2で作成したWebページを構成するコンポーネントは、表示時に生成され、画面の入力や表示などで状態が変更されて、非表示時に破棄されるといったライフサイクルが定義されています。開発者は、ライフサイクルの変化ごとに呼び出されるメソッド(ライフサイクルフック)を実装して、ライフサイクルに対応した処理を実行できます。 本記事では、Angular 2のライフサイクルとライフサイクルフックについて、サンプルを使って説明していきます。 対象読者 Angular 2をより深く使いこなしていきたい方 最新のフレームワークを活用したい方 Angular 2が裏でどう動いているか気になる方 必要な環境