RHEL7でも標準でもChronyは、標準で導入されていましたが、RHEL8BetaではChronyのみがサポートされるようになりました。 RHEL8は、現状Beta版ではありますが今年中には正式版もでるでしょうから、今のうちにchronyを調査・検証してみようと思います。 1. Chronyとは 1.1. Chronyとは Chronyは、NTPクライアントとNTPサーバーの実装のひとつです。NTPのリファレンス実装であるntpdとは異なる時刻同期アルゴリズムを採用しているため、より効率良く正確な時刻同期を提供します。 また、Chronyはネットワーク接続が頻繁に切断される、ネットワークの混雑や遅延が発生する、温度が変わるといった様々な条件下や、時刻の同期が継続的に実行されない、または仮想マシンで実行されているといったシステムであっても時刻がずれないような工夫がされているようです。 ch