近所のスーパーで見つけたかわゆいカボチャ。 出会った瞬間ひとめぼれし、 最初から食べる気などはさらさら無く、 デッサンのモデルとしてお迎えしたのです。 ・・・が、 ・・・まぁ、いいから食えよ? 1ヶ月以上も眺めていると、 ぼちぼち会話ができるようになったかも。 11枚目のスケッチを妥協し始めたとき、 私の心は決まりました。 うぉ・・・き、聞いてないよー そんな断末魔から耳を遠ざけ、 ことが済むのをただ待つのみ。 さすがに情が移り自ら手を下すことができず、 強力な助っ人にお願いした次第。 ※当然、このくだりはフィクションです。 こうなってしまえばただのカボチャ。 味付けは麺つゆの素だけ。 素材のなんたらをかんたらというのじゃなくて、 めんどーくさかったからにすぎません。 独り者と悟られぬよう、 大晦日に見栄を張って12ピース買った、 岩の如きケンタッキーフライドチキンと共に。 しかし、意外に