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  • フィクションの哲学のニューウェイブ: エイベルの『Fiction: A Philosophical Analysis』 - うつし世はゆめ / 夜のゆめもゆめ

    Fiction: A Philosophical Analysis (English Edition) 作者:Abell, Catharine発売日: 2020/06/10メディア: Kindle版 まえおき: フィクションの哲学の現状 最近出版されたキャサリン・エイベルのFiction: A Philosophical Analysisという著作を紹介したいのだが、最初に「フィクションの哲学」と呼ばれる分野の現状について簡単に紹介しておく。 わたしがやっている分析哲学系のフィクションの哲学という分野は、大まかには形而上学・言語哲学系統のものと、美学系統のものに分けられる。 美学系統のフィクションの哲学は九十年代に確立された。もう少し詳しく言うと、九十年代初頭に出た三冊の本、すなわちケンダル・ウォルトンのMimesis as Makel-Believe、グレゴリー・カリーのThe Natu

      フィクションの哲学のニューウェイブ: エイベルの『Fiction: A Philosophical Analysis』 - うつし世はゆめ / 夜のゆめもゆめ
    • Katarzyna Cwiertka on Twitter: "Japanese English never fails to amuse. This one is rather philosophical 🤔 https://t.co/irr6NT8z1g"

      Japanese English never fails to amuse. This one is rather philosophical 🤔 https://t.co/irr6NT8z1g

        Katarzyna Cwiertka on Twitter: "Japanese English never fails to amuse. This one is rather philosophical 🤔 https://t.co/irr6NT8z1g"
      • Where is the Rift? Marx, Lacan, Capitalism, and Ecology - The Philosophical Salon

        Where is the Rift? Marx, Lacan, Capitalism, and Ecology When, decades ago, ecology emerged as a crucial theoretical and practical issue, many Marxists (as well as critics of Marxism) noted that nature – more precisely, the exact ontological status of nature – is the one topic where even the crudest dialectical materialism has an advantage over Western Marxism. Namely, dialectical materialism allow

          Where is the Rift? Marx, Lacan, Capitalism, and Ecology - The Philosophical Salon
        • Akiva Cohen on Twitter: "There is & can be no meaningful "philosophical" commitment to free speech distinct from the legal notion of free sp… https://t.co/wfAtWuAkrp"

          There is & can be no meaningful "philosophical" commitment to free speech distinct from the legal notion of free sp… https://t.co/wfAtWuAkrp

            Akiva Cohen on Twitter: "There is & can be no meaningful "philosophical" commitment to free speech distinct from the legal notion of free sp… https://t.co/wfAtWuAkrp"
          • インターナショナルセッション総括 The Philosophical Significance of the Pre-Modern Intellectual Heritage:

            Online ISSN : 1884-2380 Print ISSN : 0387-3358 ISSN-L : 0387-3358

            • 失敗はない - 哲学的思考~Philosophical Thinking

              何を行うにしても、失敗はつきものです。 失敗して、ただ、 失敗してしまった、で終わりにしてしまえば、 その言葉の通り、 失敗、で終わってしまうのですが、 一方で、 成功のための一つのプロセス、 という側面もあるのです。 失敗して、そこで諦めてしまえば、 失敗のままで終わりますが、 諦めることなく、何度もやり続ければ、 やがて成功することも出来るでしょう。 その時、その失敗は失敗ではなく、 成功のための必要な過程、プロセスに変わるのです。 失敗も成功も、今のこの瞬間においては、 ただの一時的な事象に過ぎず、 どちらの結果になろうとも、 必ず、その先、というものがあるのです。 失敗して、 その先も、失敗にしたままにしてしまうのか、 失敗しても、 その先は、成功に転じるのか、 どちらを選択するのかは、 全て、自分の意志、考え方次第ということなのです。 過去の失敗と思ってしまっていることは、全て、

                失敗はない - 哲学的思考~Philosophical Thinking
              • 「意識」の力【再掲】 - 哲学的思考~Philosophical Thinking

                物事の「実現化」には、 「意識」を「集中」させること、 が必要で、 これが全てのはじまりです。 ですが、 なかなか思うように、 「実現化出来ない」のが、現実で、 それにより、 多くの人が、様々な方法を 試み続けるのだと思います。 「実現化」において、 方法は様々ではありますが、 総じて、自分の「意識」の状態を、 「純粋」であること 「持ち続ける」こと にすること。 この二点が必要です。 「純粋」である、というのは、 ネガティブな心の「ブレーキ」や「恐れ」、 余計な「雑念」が入っていない状態 を意味しており、 「持ち続ける」というのは、 その言葉の通り、 「思い続ける」こと、であり、 「執着」や「執念」ともいえるでしょう。 ところが、 私達は、 物事の「実現化」を願う一方で、 「実現化」出来なかった時の 「言い訳」を考えたり、 「実現」してしまった時に起こり得る 「リスク」のことを考えたり、

                  「意識」の力【再掲】 - 哲学的思考~Philosophical Thinking
                • 「新しい」ことを得るには【再掲】 - 哲学的思考~Philosophical Thinking

                  何事もとにかくは、 「習慣化」することが大事です。 このことは、 誰もがよく認識しており、 何とか取り入れようと、 試行錯誤している人も多いかと思いますが、 思いのほか、 難しく感じてしまっている人も 多いのではないでしょうか。 日常生活においては、誰にも 「ルーチン」というものが存在しています。 その「ルーチン」が、 多くの人にとって、 生活の大半を占めてしまっている、 のかもしれません。 そして、見落としがちなのですが、 その「ルーチン」こそが、 今の自分自身の「状況」を 作り上げている「大元」なのです。 そのような、 生活の大半を占める「ルーチン」 があるにも拘わらず、 そこに、 新しい「習慣」を取り入れようとしても、 思ったようにはいかないわけなのです。 まずは、 「大元」になっている「ルーチン」を 可能な限り、全て「取り払う」のです。 現状を保ったまま、 新しいことは何も得られな

                    「新しい」ことを得るには【再掲】 - 哲学的思考~Philosophical Thinking
                  • 【読書ノート】 Philosophical Foundations of Climate Change Policy第2章 - 亀の名前を考え中。

                    Philosophical Foundations of Climate Change Policy (English Edition) 作者:Heath, JosephOxford University PressAmazon 第2章 Climate Change and Growth(気候変動と成長) イントロ 哲学者たちは、気候変動を「世代間正義」の問題と分類しがちだ。そして彼らは十分性主義者(sufficientarian)であることも多い。十分性主義によると、現在世代の義務は、将来世代が一定の閾値レベルの厚生を達成できるようにしてあげることだけである。 しかし十分性主義に従うなら、われわれは気候変動に対して何もしなくていい、ということになってしまう。なぜなら、気候変動により将来世代が損失を被ったとしても、それと引き換えに経済成長の果実を将来世代が受け取れるのなら、彼らの最低限の厚

                      【読書ノート】 Philosophical Foundations of Climate Change Policy第2章 - 亀の名前を考え中。
                    • 【読書ノート】Philosophical Foundations of Climate Change イントロ - 亀の名前を考え中。

                      Philosophical Foundations of Climate Change Policy (English Edition) 作者:Heath, JosephOxford University PressAmazon ヒースの代表的な著作はだいたい読んで、なんでこの人がこういう考え方をするようになったのだろうか、というのはなんとなくわかった気がする。わかった気がするけれど、何がわかったのかわかってない気もしてきたので、ちょいと羅列してみよう。 合理性に対する考え方: 非帰結主義: 規範を重視。人は帰結だけじゃなくて規範も考慮して合理的に行動する。 選好の認知主義: 人は自分の選好に盲目的に従うのではなく、合理性を働かせて、自分の選好を疑うこともできる。 合理性は言語を基礎としている: 人は言語を通して他者と「理由」をやりとりする。他者に受け入れられる理由がなければ合理的とはいえ

                        【読書ノート】Philosophical Foundations of Climate Change イントロ - 亀の名前を考え中。
                      • 【読書ノート】 Philosophical Foundations of Climate Change Policy第4章 - 亀の名前を考え中。

                        Philosophical Foundations of Climate Change Policy (English Edition) 作者:Heath, JosephOxford University PressAmazon 第4章 The Case for Carbon Pricing(カーボンプライシングの課題) イントロ 前章で議論したように、気候変動を世代間正義の問題として考えるのはミスリーディングである。もし将来世代の厚生を促進することが義務でないのだとしたら、温室効果ガス排出はなぜ「悪」なのだろう? 先に回答を述べておこう。それは、温室効果ガス排出によって「負の外部性」が生み出されるからだ。 4.1. Market Reciprocity (市場の互酬性) 市場は間接的互酬性に基づく複雑な協力システムである。 市場は財の巨大なプールとして思い浮かべることができる。このプール

                          【読書ノート】 Philosophical Foundations of Climate Change Policy第4章 - 亀の名前を考え中。
                        • 自分に対する嘘【再掲】 - 哲学的思考~Philosophical Thinking

                          人生で難しいこと、 それは嘘をつかずに生きることではないだろうか。 程度の差はあるとしても、 誰しも嘘をつかずに生きているというのは、 ほぼ皆無ではないかと思うのである。 勿論、好んで嘘をつくということはなく、 何かしらの理由や生きるための方便であったりするだろう。 そして理由はどうあれ、 嘘をつくことは、とても心苦しいものでもある。 更に、その苦しさから一時的に開放しようとして、 自分に言い訳をしたり、 自分を誤魔化したりと、 心の中で自分を正当化しようとする。 しかしながら、それが結果的に、 もっと自分を苦しめることになったりするのである。 だからせめて、 自分自身の中だけでは、 嘘をついてしまったことを、素直に認めてあげよう。 自分の中では嘘をつくのはよそう。

                            自分に対する嘘【再掲】 - 哲学的思考~Philosophical Thinking
                          • 「ピンチ」と「チャンス」【再掲】 - 哲学的思考~Philosophical Thinking

                            私達は、生きている限り、 常に、何らかの「変化」に晒されます。 それは、 良い時と悪い時の 「繰り返し」によるもので、 「同じ状況」がずっと続くことは、 まずあり得ないのです。 そして、 とりわけ、 「ピンチ」や「困難」といった状況には、 誰もが「避けたい」、 と思いながらも、 避けることの出来ないものであって、 必ず、 「乗り越えなければならない」のです。 ですので、 いかにして、 これらの「ピンチ」や「困難」を 「乗り切っていくか」、ということが、 生きていく上での、 「課題」であり、 「テーマ」でもあるのです。 「ピンチ」は「チャンス」、 という言葉にもある通り、 「困難」は、 何かを「変える」ための「予兆」、 言い換えると、 「変化」の兆しが、 「困難」という顔をして現れる、 ということでもあるのです。 これは、 あくまで「予兆」に過ぎず、 この「困難」に対して、 どのように向き合

                              「ピンチ」と「チャンス」【再掲】 - 哲学的思考~Philosophical Thinking
                            • John Bryan Davis, <i>Keynes's Philosophical Development</i>, Cambridge University Press, 1994, xiii+196p.

                              John Bryan Davis, Keynes's Philosophical Development, Cambridge University Press, 1994, xiii+196p.

                              • 自分らしさとは - 哲学的思考~Philosophical Thinking

                                自分らしくいよう、と思ったり、 自分らしさ、ということをいつも気にしたり、 とかく、 自分らしく、 ということに拘りを持ってしまう人もいるかと思います。 ところで、 自分らしさとは、一体何なのでしょうか。 逆に、 自分らしくない自分とは、どういう自分なのでしょうか。 今の自分は、 自分らしく振舞っているのでしょうか。 考えるまでもないのですが、 どこまでいっても、 自分は自分以外の何者でもありません。 理想の自分像というのがあって、 そこに向かうために、 どんなに頑張っても、もしくは頑張らなくても、 自分は自分であることに変わりはないのです。 これまでの自分も、今の自分も、これからの自分も 全ては、自分なのであり、 自分らしくない自分でいる瞬間というのは、 片時もないのです。 いつだって、 自分は自分であることに、変わりはないのです。 何を考えても、何をしても、 私達はいつどんな時も、 自

                                  自分らしさとは - 哲学的思考~Philosophical Thinking
                                • エゴの解放 - 哲学的思考~Philosophical Thinking

                                  幾人かの成功者や偉人達が、 何かしらの大業をなしてきたのは、 一つのことをやりきる、という、 明確でブレのない、強い意志があったから、 と言えるのではないでしょうか。 強い意志というのは、 志、目的、向上心、探求心であり、 その最たるものが、 エゴであり、自我、我欲なのです。 そして、 この強いエゴがあったからこそ、 これまでの常識を変えてきたわけであって、 何かを変えていくためには、 エゴこそが必要だとも言えるのです。 しかしながら、 このエゴにも、良い面と悪い面があるのは、 誰もが認識している通りで、 悪い面が作用してしまえば、 それは、本当の意味で、 自分本位、自分だけが良ければそれでよい、 という発想に陥り、 その結果、 エゴそのものを持たない方がいい、 という考えに終始してしまうのです。 そして、そのような認識が、 自分の中のエゴを中途半端なものにさせてしまい、 それによって、

                                    エゴの解放 - 哲学的思考~Philosophical Thinking
                                  • 【読書ノート】Philosophical Foundations of Climate Change 第1章 - 亀の名前を考え中。

                                    第1章 False Starts (間違った出発点) Philosophical Foundations of Climate Change Policy (English Edition) 作者:Heath, JosephOxford University PressAmazon イントロ 「山のように考えよ」というレオポルドの言葉は有名だ。しかし、そうした環境哲学の知恵は具体的な問題に指針を与えてくれない。 それで、まもなく新しい世代の理論家たちが登場した。彼らは政治哲学の分野で育った人々だ。ロールズの影響を受けてきた彼らは、環境倫理学者たちが取り組んできた形而上学的な問題を脇において、気候変動を正義の問題として扱おうとした。 しかし、分配的正義の問題を考えるよう訓練された哲学者たちは、気候変動を「ケーキを切り分ける」式の分配問題とみなしがちだ。つまり、効率性の問題をほとんど考えてない

                                      【読書ノート】Philosophical Foundations of Climate Change 第1章 - 亀の名前を考え中。
                                    • Two Kinds of Philosophical Analysis

                                      Online ISSN : 1883-6461 Print ISSN : 0289-3428 ISSN-L : 0289-3428

                                      • パーク, 「美と崇高」, 新版(ブールトン編ならびに評釈), Edmund Burke, A Philosophical Enquiry into the Origin of our Ideas of the Sublime and Beautiful, edited with an introduction and notes by J. T. Boulton London, Routledge and Kegan Paul, New York, Columbia University Press, 1

                                        Online ISSN : 2424-1164 Print ISSN : 0520-0962 ISSN-L : 0520-0962 パーク, 「美と崇高」, 新版(ブールトン編ならびに評釈), Edmund Burke, A Philosophical Enquiry into the Origin of our Ideas of the Sublime and Beautiful, edited with an introduction and notes by J. T. Boulton London, Routledge and Kegan Paul, New York, Columbia University Press, 1958, 本文 177p., 解説 119p., 文献表, 索引 19p.

                                        • 【書評】Sean J. McGrath, The Philosophical Foundations of the Late Schelling. The Turn to the Positive (Edinburgh University Press 2021)

                                          【書評】Sean J. McGrath, The Philosophical Foundations of the Late Schelling. The Turn to the Positive (Edinburgh University Press 2021)

                                          • 「思考」のコントロール【再掲】 - 哲学的思考~Philosophical Thinking

                                            人は「行動」することによって、 物事を変えることが出来る、 故に、 いつまでも「思考」ばかりで、 「行動」が伴わなければ、 何事も変わらないのは、至極当然のこと、 ではあるのですが、 そうはいっても、 より良く「行動」するためには、どのように「思考」するか、 が大前提であり、 「思考」なしに、「行動」は起こしえないのです。 つまり、 物事の成否は、「思考」の仕方次第なのです。 私達の身の回りの全ての「事象」は、 数多くの人の「思念」、「思考」によって作られたものです。 そして、 自分に関わる全ての「出来事」は、 自分の「思念」、「思考」が作り出したものであり、 全ては、 「自分が何を考え、どう思うのか」、 ということに集約されるのです。 私達は、一日に、 「何万回」という「思考」をすると言われています。 その中で、本当に 「自分のこと」、 「自分のためになること」、 というのは、一体どのく

                                              「思考」のコントロール【再掲】 - 哲学的思考~Philosophical Thinking
                                            • 何度でもやり直す - 哲学的思考~Philosophical Thinking

                                              失敗したら失敗したで、ダメならダメで、 何度でもやり直せばよいだけのことなのですが、 やり直すことに、抵抗感を持っているから、 今、思い切ることが出来ないのです。 やり直すことに、抵抗感を持ってしまうのは、 単に、 やり直すというものが分からないから、 つまり、 経験がないからのこと。 一度でも、経験してしまえば、 貴重な経験の一つ、ということで、 やり直せる、ということを身をもって知り、 今後、 自分が思ったことをスムーズに行動に移すことが出来るのです。 自分が思う通りに生きている人は、 何度でもやり直せることを知っているから、 自分の思う通りに生きることが出来るのです。 一方で、 思い通りに生きられない人の多くは、 やり直せることを知らないのです。 頭では理解しているつもりかもしれませんが、 何といっても、 経験がないから、想像の域を越えないのです。 無理に失敗する必要も、 決してない

                                                何度でもやり直す - 哲学的思考~Philosophical Thinking
                                              • オスワルド・ハンフリング編, 『哲学的美学 : 入門』, Oswald Hanfling (ed.), Philosophical Aesthetics : An Introduction, Milton Keynes, The Open University/Oxford, Blackwell, 1992, 483p.

                                                オスワルド・ハンフリング編, 『哲学的美学 : 入門』, Oswald Hanfling (ed.), Philosophical Aesthetics : An Introduction, Milton Keynes, The Open University/Oxford, Blackwell, 1992, 483p.

                                                • 【読書ノート】Philosophical Foundations of Climate Change Policy第6章 - 亀の名前を考え中。

                                                  Philosophical Foundations of Climate Change Policy (English Edition) 作者:Heath, JosephOxford University PressAmazon 第6章 Positive Social Time Preference(正の社会的時間選好) イントロ 気候変動の問題を考えるときに、「将来世代の厚生水準を高めてあげよう」などと利他的なことは考えなくて良い。しかしだからといって、将来世代をすっかり無視してしまって良いというということでもない。将来世代も現在世代もおなじ協力システムに参加しているからだ。温室効果ガスの排出というのは明らかに負の外部性であって、そうした負の外部性をわれわれが垂れ流しつづけるのは協力システムにおいてわれわれがフリーライドをしているからだ。だから、負の外部性を削減するために費用便益分析に基

                                                    【読書ノート】Philosophical Foundations of Climate Change Policy第6章 - 亀の名前を考え中。
                                                  • 【読書ノート】Philosophical Foundations of Climate Change Policy第5章 - 亀の名前を考え中。

                                                    Philosophical Foundations of Climate Change Policy (English Edition) 作者:Heath, JosephOxford University PressAmazon 第5章_The Social Cost of Carbon(炭素の社会的コスト) イントロ 炭素税をかけるのは、費用便益分析をするのと同じ事なのだろうか? まあ、そんなようなものなのだと思っていい。炭素税が課されるときに炭素を排出する活動に従事しようかどうか検討している人は、実質的に、私的に費用便益分析をしていることになるのだ。 多くの哲学者たちは費用便益分析を功利主義の変種に過ぎないものと見なした上で、功利主義を拒否する傾向がある。しかし費用便益分析が功利主義だというのは適切ではない。費用便益分析の根柢にある原則は功利主義ではなく、パレート主義あるいは契約主義な

                                                      【読書ノート】Philosophical Foundations of Climate Change Policy第5章 - 亀の名前を考え中。
                                                    • 本音の中身 - 哲学的思考~Philosophical Thinking

                                                      誰にとっても、 話の展開やほんのはずみ等から、 思わず、心ない言葉を発して、 相手の人を傷つけてしまう経験はあるのではないでしょうか。 ほんのはずみから出た言葉なので、 発した本人としても、 意識して言ったわけではありませんし、 本音から出た言葉ではないのだと思っているのかもしれません。 ですが、 意識していないからこそ、 自分の本心が顕れてきたのであって、 それこそ、 心の奥に押し込めていた、本音なのです。 私達は、 人間関係を何よりも大事にするため、 自分の本心を隠す必要はあるのですが、 自分でも気が付かないところで、 数多くのものを溜め込んでしまっているのです。 自分の言葉で、 相手の人を傷つけてしまうということは、 勿論、避けるべきことですが、 相手の人を傷つける、ということは、同時に 自分をも傷つけてしまっているのです。 自分の本音とは、 それほどに強く、根深いものなのです。 本

                                                        本音の中身 - 哲学的思考~Philosophical Thinking
                                                      • 自我の超越化:おそろしく危険な一神教 - philosophical chaosmos

                                                        [叡智学][宗教] 自我の超越化:おそろしく危険な一神教 これは、父権化・一神教化に関係しよう。生存のために、イデア界的多神教性を棄却して、超越神というフィクション・幻想・幻像をこしらえて、自己暗示にかけるのだ。つまり、自然より優れた神を想定して、自我の暴力を肯定し、生存に役立てるのだ。ここには、欺瞞、騙り、はったり等があるのだ。虚勢、虚栄である。一種妄想的と言っていいかもしれない。虚としての超越神である。イギリスの詩人兼版画家のウィリアム・ブレイクは、ヤハウェを「だれでもない父」と揶揄している。空虚としての、虚栄としての超越神であり、バーチャルな神である。メディア界の水平線は本来両義的でゆらいでいる。イデア極と現象極がある。これが、多神教の領域であろう。しかるに、一神教は、この水平線の両義性を棄却する。水平線から離脱ないし乖離して、フィクションとしての超越性を形成する。つまり、水平線の超

                                                          自我の超越化:おそろしく危険な一神教 - philosophical chaosmos
                                                        • あやうさを生きる - 哲学的思考~Philosophical Thinking

                                                          この世界には、何一つ、 確実なものというのはないのですが、 それを分かっていながらも、私達は、 確実なものを求めようとしてしまいます。 自分自身が不安定で、頼れない存在であると、 思い込んでしまうからこそ、 確実な別の何かを頼ろうとするのですが、 それが結果として、 依存心を高め、 自分の生きる力そのものを失わせてしまう ことにもなるのです。 全ての物事は、 常に変化するものであって、 不安定であり、危ういものです。 しかしながら、それでも尚、 そこに確かなものがあることを期待し、 そこにすがろうとすることによって、 却って、 自分自身を信頼することが出来なくなり、 不安になってしまうのです。 そもそも、 私達は、 不安定な世界を生きているのですから、 不安定なことであることを受け入れ、 不安定な流れに身を任せてしまうことが必要なのです。 確実なものを求めて、もがけばもがくほど、 不安は増

                                                            あやうさを生きる - 哲学的思考~Philosophical Thinking
                                                          • ネットゥル「モーツアルトとフリーメーソン」, Paul Nettl, Musik und Freimaurerei, Mozart und die konigliche Kunst, Esslingen a. N., Bechtle Verlag, 1956, S.191, 英語版, Mozart and Masonry, New York, Philosophical Library, 1957, p.150

                                                            Online ISSN : 2424-1164 Print ISSN : 0520-0962 ISSN-L : 0520-0962 ネットゥル「モーツアルトとフリーメーソン」, Paul Nettl, Musik und Freimaurerei, Mozart und die konigliche Kunst, Esslingen a. N., Bechtle Verlag, 1956, S.191, 英語版, Mozart and Masonry, New York, Philosophical Library, 1957, p.150

                                                            • マイケル・クラウス編, 『音楽の解釈 : 哲学論文集』, Michael Krausz (ed.), The Interpretation : Philosophical Essays, Oxford, Clarendon Press, 1993, 288p.

                                                              マイケル・クラウス編, 『音楽の解釈 : 哲学論文集』, Michael Krausz (ed.), The Interpretation : Philosophical Essays, Oxford, Clarendon Press, 1993, 288p.

                                                              • ハン・ビョンチョル著/時の匂い:たたずむ生き方の哲学(英訳) The Scent of Time : A Philosophical Essay on the Art of Lingering

                                                                電子書籍 ポイントキャンペーン ハン・ビョンチョル著/時の匂い:たたずむ生き方の哲学(英訳) The Scent of Time : A Philosophical Essay on the Art of Lingering 著者名:Han, Byung-Chul/Steuer, Daniel (TRN) 価格 ¥2,314 (本体¥2,104) Polity(2017/09/25発売) GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29) ポイント 630pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい) Description In his philosophical reflections on the art of lingering, acclaimed cultural theorist Byung-Chul Ha

                                                                  ハン・ビョンチョル著/時の匂い:たたずむ生き方の哲学(英訳) The Scent of Time : A Philosophical Essay on the Art of Lingering
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