Last Updated on 2024-10-26 15:41 by admin 元Neuralink共同創業者のMax Hodak氏が率いるScience Corporationは、網膜インプラント「PRIMA」の臨床試験結果を発表した。38名の加齢性黄斑変性症患者を対象とした試験では、2mm四方のチップを網膜下に埋め込むことで、視力が平均20/450から20/160まで改善した。 システムの概要 PRIMAシステムは、378個の光電変換ピクセルを搭載した2mm四方のチップと特殊なカメラ付きメガネで構成される。メガネが捉えた視覚情報は赤外線パターンとしてチップに送信され、チップが太陽電池のように機能して電気刺激パターンを生成し、脳に送信する。 臨床試験の成果 参加者は平均で23文字(4.6行)の視力表読み取り能力が向上し、本を読む、カードゲームをする、クロスワードパズルを解くなどの日常