システム開発の成否を左右する、基本かつ重要なプロセスである要件定義。Engpraxが5月に行った調査によると、開発前に明確な要件が文書化されたプロジェクトの成功率は97%も増加するという。しかし、多くのプロジェクトで“いい加減”な要件定義によって、開発後の手戻りやトラブルといったムダな作業・コストが発生している。なぜ要件定義で失敗ばかりしてしまうのか? 今回、システム開発に詳しいビープラウドの代表取締役社長、佐藤 治夫氏に、要件定義が失敗する原因や、成功させるための具体的なポイントなどについて話を聞いた。