はじめに この記事は F# アドベントカレンダー 2020 の8日目の記事となります。 F# において SRTP (= Statically Resolved Type Parameters) は非常に強力な機能の一つです。また、この機能は C# に存在しないため F# と C# の差別化ポイントでもあります。 しかし、日本語記事や英語記事にはこれの入門となるような記事が存在していません。 そのため今回はSRTPの基本となる部分についてわかりやすく紹介していこうと思います。 基本構文 何はともあれまずは基本構文を紹介していこうと思います。 Microsoft Docs - Statically Resolved Type Parameters を参考テキストとして利用していきます。