評価経済や共感ベースの経済活動が注目を浴びるようになってから数年が経ち、いまそれらに代わる新たな動きが少しずつ見られ始めています。なぜこのような変化が起こっているのか、次にくる経済のキーワードは何なのか。IT批評家の尾原和啓氏が、近年の価値観の変容を背景に解説します。(取材:ログミーBiz編集部) シンパシー、コンパシー、コンパッション ――本日はオンラインでインタビューさせていただきます。よろしくお願いいたします。 尾原和啓氏(以下、尾原):はーい、よろしくお願いします。 ――頭の上に載っている猫がかわいい!(笑) 尾原:これね、「Snap Camera」っていうアプリでいろんなのが表示できるんですよ。楽しいでしょ?(注:現在Zoomからは使えなくなっています) ――私もアプリを入れてみます! それではさっそくですが、本題です。最近「共感経済は古くなってきたのではないか」「これからは応援