筆者は「Ubuntu」が登場した頃のことをよく覚えている。2004年に「Red Hat Linux」からこの新しいディストリビューションに乗り換え(「Fedora」がまだ登場しておらずRed Hat Linuxを1997年から使用していた)、それ以来、ずっと使い続けている。Ubuntuに移行してから、メインのOSとして使用しているのは、UbuntuかUbuntuベースのディストリビューションだけだ。 それには十分な理由がある。 UbuntuはOSとして、この上なく安定しており、ユーザーフレンドリーだ。また、時計のように正確なスケジュールでリリースされるので、新しいバージョンのリリースを安心して待つことができる。 2024年も10月になった。それは、新しいバージョンがリリースされることを意味する。今回は、Ubuntuの最初のリリース(「Ubuntu 4.10 Warty Warthog」)か