人工知能(AI)チャットボットが参照する公開の情報源を悪用して、偽のコールセンターの電話番号を表示させるサイバー攻撃キャンペーンを、研究者らが発見した。こうした手口は、世界中の詐欺師に新たなアタックサーフェス(攻撃対象領域)をもたらすものだ。 「LLM電話番号汚染」がAIの新たなセキュリティリスクとなる? サイバーセキュリティ企業Aurascapeの研究部門であるAura Labsが米国時間12月8日に発表した新たな調査結果によると、脅威アクターは「大規模言語モデル(LLM)電話番号汚染」と研究チームが名付けた手法を用いて、「公開されているウェブコンテンツを計画的かつ組織的に改ざん」しているという。 同社が追跡しているある攻撃キャンペーンでは、この手口を用いることで、Googleの「AI Overview(AIによる概要)」やPerplexityの「Comet」ブラウザーといったLLMモデ