安保法案の陰に隠れるようにして報道が小さくなってしまったが、先日の大雨の影響による洪水の被害を受けた地域の方々は、泥のかきだしやゴミとなってしまった家財道具の処分に追われている。 そんな被災地を助けるために、横田基地から60名の米軍たちが栃木県鹿沼市を訪れた。 3日間のボランティア活動60名が到着したのは9月13日。15日までの3日間、体育館に寝泊まりしながらかんがい用水路のつまりを直したり、道路上の泥をかきだすなどの復旧活動にあたった。 「3日間しか時間がないのが残念」横田基地の発表によると、ボランティアに当たったのは施設隊のメンバーで、災害後に復旧活動に当たるプロフェッショナルだ。 「本当なら完全に元に戻るまで手伝いたかった。3日間しか時間がもらえなかったのが残念だ」と、今回の指揮にあたったタケヤマ少将は語っている。 日系人隊員の中には鹿沼市出身者もタケヤマ少将のほか、隊員の中には日系