2015年12月29日のブックマーク (5件)

  • サービス終了のお知らせ - NAVER まとめ

  • 中国はいったん「崩壊」していい

    今週のコラムニスト:李小牧 わが中国でまた大地震が起きた。香港より人口が少ない青海省なのに、死者と行方不明者の数は2000人に迫ろうとしている。08年の北京五輪直前には四川大地震、そして5月1日から始まる上海万博を目の前にした今回の青海地震。大きなイベントの直前に大災害が起きるのは、中国の日頃の行いが悪いからだろうか? 今回の地震をきっかけに、また日や世界の保守派の人たちが「中国崩壊論」を言い出すかもしれない。誰よりも中国人であることを誇りに思う李小牧なら、「中国崩壊論はとっくに崩壊している!」と反論するはず――と読者のみなさんは思うだろう。だが必ずしもそうではない。中国は一度、悪いところを直すために崩壊していい。 アルコール度数60度の白酒(パイチュウ)を飲み過ぎたわけではない。 最近、わが人民元の切り上げがよくニュースになっている。要するに「当は通貨としてもっと価値があるはずだから

    中国はいったん「崩壊」していい
  • 嫌韓デモの現場で見た日本の底力

    今週のコラムニスト:レジス・アルノー 〔7月30日号掲載〕 6月30日、私は最近話題になっている嫌韓デモに行ってみた。このデモは東京の新大久保で何年も前から、毎週日曜日に行われているものだ。私は不安を胸に家を出た。自分の身も心配だったが、新大久保の人々のことも、日の対外イメージのことも心配だった。 実は新大久保はサンフランシスコのチャイナタウンやパリの日人街と同じような「観光スポット」だ。外国人にとって、新大久保のコリアンタウンを歩くことは伊勢丹新宿店の地階と同じくらい楽しさと驚きに満ちている。伊勢丹が日がいかに洗練されているかを示しているとすれば、新大久保の街が示しているのは日が外国人に対してフレンドリーで開かれた国であり、他国の文化が生き生きと存在できる国だということだ。 だがデモのせいで、新大久保は日が外国人にとっていかに不快な国になり得るかを象徴する場所となった。嫌韓デモ

  • ヨーロッパで見えた「日本はひとりじゃない」

    今週のコラムニスト:クォン・ヨンソク 「従順で我慢強く、ひ弱でかわいそうだけど謙虚で誠実そうな同情すべき人々」。ヨーロッパのニュースに映し出される今の日人のイメージだ。もちろん僕の主観でしかないが、そこには「日衰退」といった微妙な空気も漂う。 僕は今、パリでこのコラムを書いている。「エクソダス(国外脱出)」ではなく、以前から予定されていた出張なのだが気は重い。街中で擦れ違う日人も「共犯者」意識からか、お互いすぐに目をそらす。だが恥を覚悟で、ヨーロッパから見た今の日をリポートしてみたい。 まずイギリスだが、BBCの冷静な報道には感銘を受けた。福島県喜多方市に住んでいたイギリス人英語教師に電話インタビューをしていたが、とても落ち着いた受け答えだった。その教師は帰国するより、3年間暮らした喜多方に戻りたいと淡々と話していた。 原発に関する報道は多かった。だが体育館でゲームに興じる人や、寝

    ヨーロッパで見えた「日本はひとりじゃない」
  • 米爆撃機が中国の人工島上空を飛んだことの意味

    緊張 米軍の爆撃機はなぜ撃墜されかねないリスクを冒したのか(写真は2015年5月、演習中に撮影されたB-52) Muhammad Hamed-REUTERS 2015年12月18日、米国防総省が、「米軍のB-52戦略爆撃機が、中国の人工島から2海里上空を飛行した」ことを明らかにした。中国は、外交ルートを通じて正式に抗議したが、米国は、今回の飛行は、「航行の自由」作戦ではなく、意図されたものではなかったとしている。天候が悪かったことが影響した可能性もあるとも言うのだ。当に、意図したものではなかったのだろうか? 飛行作業は、飛行ルート又は飛行する空域を決めてから行う。何の計画もなしに飛行することはあり得ない。どのような飛行方式であっても、飛行中は、常に自機位置を把握し、計画されたルート上を飛行しなければならない。このB-52は航法用コンピューターを使用し、自動飛行モードで飛行していたかもしれ

    米爆撃機が中国の人工島上空を飛んだことの意味