・銀河団 の成長を規定する法則と、銀河団は成長期特有の内部構造をしていることを世界で初めて発見。 ・「ハッブル宇宙望遠鏡」及び「すばる望遠鏡」による精密観測データを使用することで、銀河団のサイズ、重さの精密な観測が可能に。 ・銀河団と宇宙そのものの進化史解明への手掛かりになると期待。 大阪大学大学院理学研究科の藤田裕准教授と台湾中央研究院天文及天文物理研究所の梅津敬一教授をはじめとするイタリア国立宇宙物理研究所、米国ミシガン大学、米国プリンストン大学、広島大学、米国宇宙望遠鏡科学研究所の研究者で構成された国際研究チームは、宇宙最大の天体である銀河団 (図1) が、ある一つの法則に従って成長すること、銀河団は成長期の内部構造を保っていることを世界で初めて明らかにしました。