この2〜3年、日本の政治家は「スウェーデンでは…」のような、まるでスウェーデンは理想郷であるかのような言説で語るシーンが頻発していました。それらスウェーデンを理想的だと語る意見に対して、窘める意見は「そうはおっしゃいますけど、スウェーデンのGDPに占める税収は47%ですよ」なんて意見で双方の意見が尽きて、オシマイになる。 そうしたシーンを幾度もテレビの中で眺めてきましたが、7月21日の朝日新聞の投稿欄に「スウェーデンは理想郷ではない」というスウェーデン男性と結婚して現在スウェーデンで小学校教員をしているという女性から投稿があって、それを週刊現代が件の投稿者に取材をして具体的に「スウェーデンとはどういう国なのか」を直撃している。 先ずスウェーデンの問題点は、教育、年金、医療、就職難など多岐にわたっており、「日本の方がいい国です」としている。 先ず、スウェーデン信仰者が掲げるスウェーデンは、小