(織田 浩一) 「ad:tech New York 2006」が終了して、10日ほどたった。業界誌のニュースなども一通り目を通した感触では、業界での評価も出そろったようだ。今回は連載中の「ビデオの時代」の番外として、ad:techのまとめをお届けする。 ad:techは世界最大のデジタル・マーケティング/広告のコンベンションだ。ネットやオンラインではなく、“デジタル”と言っているのは、インタラクティブTVやデジタル・ビデオレコーダー、モバイル端末を含めたマーケティング・広告についてのコンベンションであるからだ。2006年は世界7都市で展開されているが、2007年も欧州やインドなどを中心に増やしていく予定で、東京も2008年の候補に上がっている。世界中で、デジタル・ネットマーケティング/広告への関心が高まっていることがわかる。 関心の高まりは、ad:techの中でも最大規模のad:tec
18日開業のダイヤモンドシティ・ミュー(東京都武蔵村山市)。延べ床面積15万m2は東京ドーム3個分。中核テナントのイオン(ジャスコ)の投資額は16億円に過ぎないが、専門店モールも含めると総額420億円に上る。 「同じ商圏のイトーヨーカ堂、西友もそうだが、最大のライバルはモールに入っている180の専門店群だ」 開業前の記者会見。イオンの村井正平専務は不敵な笑みを浮かべた。こうした大規模・郊外型SCの積極展開という極めて分かりやすい戦略に、最も敏感に反応したのが外国人投資家だ。 資金殺到、募集額の20倍 イオンが1カ月前に公表した公募増資。約2000億円のうち国内投資家から6割、海外投資家から4割を集める算段だったが、いざフタを開けてみると、海外分を担当する証券会社の引受部門は大騒ぎになった。 募集額の20倍――。年金や投資信託などの投資家からの注文を積み上げたところ、1兆5000億円を軽く上
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