[東京 3日 ロイター] 3日の東京市場は株式、債券ともに様子見気分が強い中で目立った動きはみられない。市場では、昨日、大きな値動きをみせた原油価格と米ダウ平均株価について、新たな材料が出たわけではなく短期筋のポジション繰りが一因との見方が出ており、参加者は予想外の値動きに身構えている。 商品に投資していたファンドが破たんしたことで、さらなるファンド破たんによるポジション閉鎖が予期しない相場の動きを演出しかねない、との警戒感も広がっている。原油下落がマネーフローに与える影響に目を凝らす展開がしばらく続きそうだ。 <ドルと円を一斉に買い戻し> 為替市場では午後に入って、ユーロや豪ドル、NZドルなどが一斉に売られた。ドルや円を買い戻す流れが強まった。 ユーロ/ドルは一時1.4426ドルまで下落、7カ月ぶりの安値を更新した。米原油先物価格が一段安となっていることや、ドルの全面高の流れを受けた。英
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