[ニューヨーク 1日 ロイター] 米供給管理協会(ISM)が発表した11月の製造業景気指数は53.6と、4カ月連続で景気判断の分かれ目となる50を上回った。ただ前月の55.7からは低下、市場予想の55.0にも届かなかった。 オムニベスト・グループのトム・ソワニック最高投資責任者(CIO)はISM統計について「予想を若干下回ったものの、引き続き50を上回る水準で推移しており、全体としては依然強い数字とみられる。昨夜発表された中国(製造業)の景気指数も上昇しており、世界的な景気回復の流れが確認された」と述べた。 内訳では雇用が50.8に低下。前月は53.1と2006年4月以来の高水準をつけていた。価格は55.0に低下、新規受注は60.3に上昇した。 新規受注の持ち直しについて、エコノミストの間では、企業の設備投資の回復を示唆しているとみられるものの、鉱工業生産がかなり落ち込んだ状態にあるため、
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