5月19日、4月の米CPIは前月比マイナス0.1%と予想外に低下した。写真は3月ニューヨーク州フラッシングのベスト・バイ店舗の買い物客を撮影(2010年 ロイター/Jessica Rinaldi) [ワシントン 19日 ロイター] 米労働省が発表した4月の米消費者物価指数(CPI)統計は、総合指数が前月比マイナス0.1%と予想外に低下した。低下は約1年ぶり。エネルギー価格指数の低下が全体を押し下げた。 また、食品・エネルギーを除くコア指数は前年比で1966年以来の小幅な伸びを記録した。 ロイターの集計によると、アナリストは総合指数がプラス0.1%になると予想していた。 総合指数は前年比でプラス2.2%だった。 RBSグローバル・バンキング・アンド・マーケッツの為替戦略部門を統括するアラン・ラスキン氏は「今回のCPI統計は、米連邦準備理事会(FRB)が成長に焦点を絞ることができることを裏付け