岐阜市にある養豚場で今月、およそ80頭のブタが死んでいるのが見つかり、詳しい検査を行った結果、国内では平成4年以降、確認されていなかった豚コレラウイルスが検出されました。岐阜県は、死んでいたブタを含めてこの養豚場で飼育する610頭を処分することになりました。 県の中央家畜保健衛生所の遺伝子検査でははっきりとした結果が得られなかったため、国の機関「農研機構動物衛生研究部門」に詳しい検査を依頼したところ、9日朝6時に豚コレラウイルスの陽性反応が出たということです。 この養豚場では死んだブタも含めて610頭が飼育されていましたが、岐阜県は、10日午前6時までにすべて処分することになりました。 岐阜県によりますと、豚コレラの感染は、国内では平成4年に熊本県で確認されたのを最後に確認されていなかったということです。 豚コレラは、人のコレラとは全く違う病気で、豚やイノシシがかかります。 人に感染するこ
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