お年玉を子どもがマネーリテラシーを身に付ける機会にできないか。米国公認会計士の午堂登紀雄さんは「原則として、渡したあとは子どもに任せること。お年玉で節約を教えることは弊害が大きい。お年玉ではないが、ある親がした“ユニークなお金の渡し方”は一つの参考になる」という――。 【この記事の画像を見る】 ■お年玉を通じて子どものマネーリテラシーを上げる もうすぐ新年。そして「お年玉」は正月を迎える子どもたちにとって大きな楽しみのひとつです。実際、お年玉をあげるご家庭の方が多数派だと思います。 そこでお年玉を通じて子のマネーリテラシー向上のために何ができるかを考えてみました。 ちなみに自分の子ども時代のことを思い出してみると、私もお年玉をもらっていましたが、その使い道を親から指図された記憶はありません。その使い方について、小言や説教を言われた記憶もありません。親から見てどんなにくだらない買い物でも、親