ブックマーク / agora-web.jp (23)

  • 松下幸之助さんが残したもの - 松本徹三

    松下幸之助さんは多くの偉大な業績を残されましたが、晩年の仕事で特筆されるべきは、やはり「松下政経塾」を作られたことでしょう。幸之助さんが1980年に私財120億円を投じて財団として作られた「松下政経塾」は、その後30年の間に、280人近くの卒業生を世に送り出し、現時点で、30人以上の国会議員と、60人以上の知事、市長、県議、都議が活躍中だと聞いております。 実業で成功した人が、晩年になって「国の為に貢献したい」という強い意欲を持ち、私財を投じて色々なことを試みることはよくあることですが、当初の思い入れ通りに結果が出ているというケースは稀であると思います。「松下政経塾」についても、その当時は、「松下さんが思っているようにうまくは行かないだろう」と見ていた人が多かったらしいのですが、結果は大成功だったわけで、「さすがは幸之助さん」と感服するしかありません。 単に多くの塾出身者が政治家になったと

    松下幸之助さんが残したもの - 松本徹三
    qp365
    qp365 2010/02/01
  • インターネットが民主党を救うかも - 松本徹三

    原口総務大臣の提唱による「情報通信の将来を考える四つのタスクフォース」の第一回の合同会合が最近行われ、その内容がインターネット中継されました。これは大変画期的なことだと思います。 これまでも、「各界の有識者を集めた審議会」のようなものは頻繁にありましたが、こういった審議会のメンバーの選定基準は必ずしも明確でなく、そこでなされている審議の内容が公開されることもなかったので、所詮は「官僚の用意した筋書きを追認して格好をつけるだけ」ではないのかという疑念が払拭できませんでした。 「政治的な問題は、何事によらず、一部の利害関係者と政治家、官僚が裏で話をつけて決めるものであり、国民にはその結果が示されるだけ」と、一般の人達はこれまで受け止めてきました。これでは、国民はしらけ、「多くの人達が参加する建設的な議論」も盛り上がりません。 審議会などの結論に対して、「何故議論の過程を明らかにしないのか」と問

    インターネットが民主党を救うかも - 松本徹三
    qp365
    qp365 2009/11/09
    民主党を救うんだろうか?逆の気もするが
  • 大学生は勉強しなくていいのか

    の(とくに文系の)大学生があまり勉強しないというのは、いまに始まったことではない。恥ずかしながら、私自身も、大学生の頃は決して勉強していたとはいえない。しかし、先輩も、そのまた先輩も、それ以前の先輩も、たいして勉強しないでもやって来られたからといって、いまの学生が同じように勉強しないでやっていけるのだろうか。この問いに対する答えは、たぶん否(NO)である。 現在、雇用をめぐって、少なくとも次の4つの構造的で不可逆な環境変化が起こっている(起こってしまった)。 (1)日経済の期待成長率の低下 企業規模が年々大きくなっていくと期待できるわけではないので、長期雇用を保障したり、年功賃金制を維持することが必ずしも経済合理的ではなくなってきている。 (2)グローバル化 グローバル化には、格差を拡大する側面と格差を縮小する側面とがあり、全体的には中立的であるとされる。ただし、日の場合には、中国

    大学生は勉強しなくていいのか
    qp365
    qp365 2009/11/07