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ブックマーク / www1.odn.ne.jp (2)

  • 紙屋研究所 自慰の原初的な熱狂 朔ユキ蔵『セルフ』

    朔ユキ蔵『セルフ』 〈この年齢〔3〜4歳——引用者注〕の自慰(オナニー)は指しゃぶりとまったくおなじにかんがえればよい。指しゃぶりにたいして、気にせずにおきなさいというのには、母親は納得する。しかし、自慰にかんしては、いくら気にしなさるなといっても、母親は容易に納得しない。ことセックスにかんすると、おとなは平静でありえないようだ。だが、この年齢の自慰は、おとなのいうセックスとは無関係なのだ。それが容易に理解できないのは、子どものやっているのは自慰だと知ったときのショックが大きかったからであろう。 女の子のほうがはるかによくやる。はじめ、ふとんのなかで両脚をくみあわせて、力を入れて、まっかな顔をしているときは、母親は何のことかわからぬ。だが、腰をうごかしていたりすると、何であるかわかる。また、人のいない部屋で椅子の角の部分に、前を押しつけて、息をとめてまっかな顔をしているのをみつけると、自慰

    qt_fb
    qt_fb 2009/08/07
  • 志村貴子『放浪息子』6巻

    志村貴子『放浪息子』6巻 ※1巻の感想はこちら いまごろ『放浪息子』6巻の感想です。 答える相手やシチュエーションをすべて解除して、「いま一番好きな漫画は」と訊かれたらやはりこの作品をあげざるをえません。「好き」という無防備な言葉が一番ぴったり合うのはこの漫画をおいて他にはないのです。 描かれる対象にこれほど激しい執着を持ってしまうなんて。 嗚呼、これが三十路の子持ちの男のやることでしょうか。 以下、『放浪息子』や6巻を読んでいない人には何がなんだかわからない感想を書きなぐります。 ぼくはシュウくんが好きなのだと同時に、シュウくんになりたい、シュウくんと同一化したいのです。そして、ここで描かれている女子の共同体にまざりたい、そのなかで生きたいと思うと同時に、千葉さんに「好き」って言われたいのです。あるいは高槻くんに「好き」だと言いたいのです。 6巻の終わりで、シュウくんと千葉さんが台を書

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