以前書いた、上意下達右顧左眄の後、色々考えたり、「下流社会」を本屋で立ち読みしたりしたのだが不意に思いついたキーワード。 断片化社会 おお、今の世の中を表すのにちょうどぴったりではないか。希望格差、階層、下流に続く社会ものの定義として俺はこれを強く推す。 GoogleでもYahoo!でもヒットしないところを見るとほんとに使われていないようだ。*1 冷静の終焉でイデオロギーが意味を失い、情報通信技術の進歩が人々を分断している現在。 かつて、インターネットは、地理的制約を超えて趣味や思想を同一にする人々を結びつける技術と見られていた。だがしかし、実際はどうだろう?帰属する共同体を持たない人達によるSNSやブログや掲示板で交わされる薄いコミュニケーションが何を生み出しただろう?分断化された人々はカルト化し、前提を共有しない議論が交わされる。 彼らがつながりを実感するのは生け贄を伴う祭りのみ。 と