『戦線から遠退くと楽観主義が現実に取って代る。そして最高意思決定の場では、現実なるものはしばしば存在しない。戦争に負けている時は特にそうだ』 『何の話だ。少なくともまだ戦争など始まってはおらん』 『始まってますよとっくに。 気付くのが遅過ぎた。柘植がこの国へ帰って来る前、いやその遥か以前から戦争は始まっていたんだ。突然ですがあなた方には愛想が尽き果てました。自分も南雲警部と行動を共に致します』 『後藤君。君はもう少し利口な男だと思っていたがな』 『二人とも連れて行け』 『…たった今、自衛隊機の爆撃により、東京湾横断橋が!』 『…!!!』 『だから! 遅過ぎたと言ってるんだ!』 いやあ、打っているだけで肩に力が入る名台詞です。 「機動警察パトレイバー2 the Movie」(1993年/押井守監督) 本作の原型であるOVA「二課の一番長い日」に於ける南雲隊長の大啖呵(最下部に追記)にも痺れま
![ちょいとお気に入りの長台詞:其の壱 機動警察パトレイバー2 the Movie【南雲隊長大啖呵追記】 - デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ff0376390deb0b96ae80f553f8cfbfc0105c621e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Fz%2Fzombieito%2F20190827%2F20190827224147.jpg)