片思いを諦めようと思ってあがいていた。もう1年くらいあがいていた。 出会いの場に行ってみたり友達と遊んでも、頭に浮かぶのはあの人のことばかり 私はいつもあの人を最優先にしていた。 会える日は浮かれて浮かれてどうしようもなかった。でもすごく緊張した。 周り中の空気がキラキラするみたいに快感だった。 契約制でいいから付き合いたかった。 辛い時は助けになりたかった。 幸せな気持ちになって欲しかった。 誕生日はいつも祝った。当然みたいにプレゼントを受け取って、表面上かわいく感謝して、私の誕生日にはメールさえない。 いつもわがままなグチを延々と私に聞かせたあの人。 彼女が仕事を失った時私は彼女に合いそうな繋ぎの職場を紹介した。私がピンチの時は何も労ってくれなかった。「落ち着いたらまた遊ぼう。」 それだけだった。 いつも誰かを馬鹿にして攻撃的なことを言っていた。 車の運転をしながら道行く人の見た目をた