児童養護施設を舞台にした日本テレビの連続ドラマ「明日、ママがいない」が関連団体などから抗議を受けている問題について、同局の大久保好男社長は27日の記者会見で「事態を重く受け止めている」と述べた。抗議などを理由に、予定している脚本や演出を変更することや、ドラマを途中で打ち切ることはないことも明らかにした。 この日までに、日清食品や花王などが新たにCM自粛を決定し、番組のスポンサー全8社が見合わせることになった。 大久保社長は「抗議は重く受け止めるが、それは必ずしもストーリーを変えることとイコールではない。最後まで見ていただければきちんと理解してもらえると思うし、私もそう現場に指示している」と述べ、全9話を予定通り放送する方針を示した。同席した制作責任者は「子どもたちが困難に立ち向かいながら自分たちの力で幸せや愛情をつかんでいく姿を描いていきたい。3、4、5話と見ていただければ支持者が増えてい