新型コロナ対策をめぐり、加藤厚生労働大臣は、アクリル板の設置など、マスクの着用以外の対策の見直しについても、専門家の意見を聞きながら検討する考えを示しました。 政府は、新型コロナの感染症法上の位置づけを季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に移行することを決め、それに先立って来月13日からはマスクの着用を個人の判断に委ねることにしています。 加藤厚生労働大臣は、記者団に対し「マスク着用を見直したあとも感染対策は重要で、3密の回避、人と人との距離の確保、手洗いなどの手指衛生、換気などをお願いすることにしている」と述べました。 そのうえで、「厚生労働省の感染症部会から『過剰とも言える感染対策はできるかぎり早期に見直しを行い、有効な方法について情報発信すべきだ』という意見をもらっている。今後、マスク以外の基本的な対策も専門家から意見を聞いて検討を進めたい」と述べ、アクリル板の設置など、対策の見直