[東京 3日 ロイター] - カジノや大型イベント施設で構成する統合型リゾート施設を推進する法案(IR推進法案)の審議が、来週にも衆院で始まる見通しになった。 カジノ解禁の賛成派で構成される超党派の議員連盟「国際観光産業振興議員連盟(IR議連)」の岩屋毅衆院議員は3日、都内で開いたカジノ誘致の協議会の総会で、法案審議の環境が整いつつあると述べたうえで、4日開催予定の内閣委員会の理事懇談会で審議入りを提案する方針を示した。 岩屋議員は、安倍晋三首相が先週末にシンガポールのカジノを訪問した際、同様のリゾート施設の設立を日本の成長戦略の目玉にするという前向きなメッセージがあったことに触れ、「そういうことも手伝い、法案審議の環境が整いつつある」との認識を示した。
![カジノ法案は来週審議入りの公算、臨時国会の成立目指す=自民党議員](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/201fc84c859a3f2a2e31016e6a844819678293db/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjp.reuters.com%2Fpf%2Fresources%2Fimages%2Freuters%2Freuters-default.webp%3Fd%3D183)