マズルや体毛などの動物の要素を残したまま擬人化されたキツネのキャラクター 耳と尻尾にのみ動物の要素を残したキツネの擬人化キャラクター ケモナーは、日本のサブカルチャー領域における、動物の要素を残したまま擬人化された動物キャラクターを愛好する人々を表す言葉である。また、前述したような動物キャラクターをケモノと呼ぶ。「ケモナー」という言葉の発祥時期については諸説あるが、瑞原螢の証言では1984年の末頃には『名探偵ホームズ』の二次創作作品をめぐる会話の中ですでに使われていた言葉であり[1]、また一説によれば2000年代に発売されたPlayStation 2用ゲームである『.hack//G.U.』作中で取り上げられたことがきっかけで普及した[2][3]。ファン同士の交流は同人即売会を中心とする限定的なものから始まったが、インターネットの普及とともにイラストサイトやSNSなどにファンコミュニティが広